奇跡の50歳! 君島十和子さんの “幸せになるチャンスをひとつも逃さない”「決断のコツ」とは?

暮らし

公開日:2017/2/26

 人生を訪れる「幸運」「不運」の量は誰もが同じだと言うけれど、「明らかに運がいい人」というのが存在するような気がします。君島十和子さんは、間違いなくその一人でしょう。

 結婚21年を迎えたご主人との仲は円満で、2人の娘さんは順調に成長しているとか。「奇蹟の50歳」と呼び声が高い美貌は若い頃よりも輝きを増し、その上、カリスマ美容家として化粧品事業も成功させています。

 「愛」「家庭」「美」「豊かさ」といった、女性なら誰もが望む幸せを、すべて持ち合わせているかのような十和子さんに、あこがれる女性はとても多いはず。

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 どうすれば、彼女のような幸せを掴めるのでしょうか? エッセイ本『私が決めてきたこと』(KADOKAWA)では、その秘訣が語られます。

 この本で紹介されるのは、彼女が人生の岐路に立ったときに下した数々の「決断」と、決断のベースにある「マインド」です。

 日々はさまざまな「決断」で溢れています。「結婚」「出産」「仕事」といった人生を大きく方向づける決断から、その日に何を食べるか、どんなメイクをするかといった細々とした決断まで。

 毎回真剣に選択することはできなくても、少なくとも自分が大切に思っている物ごとについては、「自分なりの理由」を見つけて決断を下すことにしていると十和子さんは言います。

 例えば、メイクについては、「その場にいるすべての人が、心地よくなれるキレイを目指す」と決めているのだとか。自分は素敵だと思うメイクでも、そのために誰かを長時間待たせたり、母親としての役割が求められているときに女優のようなメイクをしていって子どもやママ友に不快な思いをさせたりするのはNGではないか、と十和子さんは考えるからです。

 あるいは、仕事のときは「女性である自分にしかできないことを、仕事にする」と決めているとか。これまでの経験から、自分にしかできないことを発信し、そこに共感してくださった方に喜んでもらうことが、世の中から求められていることと考えているからだとそうです。

 こんなふうに、日ごろから何かを決めるときに、自分なりの「理由」を考えて、自分の心が望むものを見極める癖をつけておかないと、肝心なときに「自分はどこを目指して生きたいのか」がわからなくなってしまう……と十和子さんは言います。

「どこを目指して生きたいのか」がわからないと、自分の望む幸せに近づくことができません。逆に、八方ふさがりのように思えるときでも、自分の目指すところがわかっていて、そこに向けて真剣に決断を積み重ねていけば、どんなこともプラスの結果につなぐことができるはず。そう信じているそうです。

 それってつまり、「『不運』を『幸運』に変えられる」ということ。冒頭で述べたように、十和子さんが「明らかに運がいい人」に見えるのは、「不運」を「幸運」に変える能力、つまりポジティブな決断力を持っているからかもしれません。

 さらに本書では、「幸運がやってきたときに、ひとつも逃さないコツ」についても語られています。不運を幸運に変えられて、その上、幸運をひとつも逃さないでいられるなら、あとはどうしたって幸せになるしかないですよね!

 誰もが羨やむ幸運体質になるコツ。知っておくと、人生が今まで以上に楽しめますよ!