不穏な村で主人公を襲う12年前の悪夢とは―― 内水融新連載『マシラ』が話題に「第1話から既に『なんかヤバいことが始まる』感がすごい」

マンガ

公開日:2017/3/5

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    (C)内水融(チャンピオンクロス)

 2017年2月28日(火)にWEBコミック雑誌『チャンピオンクロス』にて、内水融の新作漫画『マシラ』の連載がスタートした。漫画ファンの間では「内水融×パニックホラーとか… これは毎週チェックしなくては!」「1話の不穏な感じさすがだなぁ… 今後の展開が気になる!」と話題になっている。

 同漫画は主人公の鳥狩庵(とがりいおり)が12年ぶりに故郷の村・磨白村(ましらむら)を訪れるシーンから始まる。しかし村へ向かう途中の鳥狩に、謎の女性から「長居しないほうがいい」という不穏な忠告が。鳥狩はその忠告を無視するも予想もしなかった出来事が起き、12年前に降りかかった悪夢に再び襲われる――といったストーリーだ。

 そんな『マシラ』を手掛ける内水は、機動国家に挑む主人公の過酷な運命を描いた『カイン』や、医療ファンタジー『アスクレピオス』などの作品で少年誌をメインに活動してきた漫画家。また、『豺狼 -ヤマイヌ-』や『FOREST』など読み切り作品にも定評があり、ファンの間では「読み切りの神」「読み切りの天才」などと評する人も多い。

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 今回連載を開始した『マシラ』に対しては、内水が謎の多い村を舞台にしたパニックホラーに挑戦するとのことで「読切マスターの内水があの構成力でパニックホラーとかどうなってしまんだ!」「『FOREST』を読んだ後1週間くらい放心状態だったからなぁ… あれ位の衝撃を期待」「第1話から既に『なんかヤバいことが始まる』感がすごい」と期待の声が続出。

 一方で作者の内水は『マシラ』連載開始に伴い、自身のブログを更新。同漫画が「パニックホラー」にカテゴライズされていることに触れながらも「特にジャンル等は意識せずに描き進めていこうと考えております」と語っている。

 ちなみにファンの間では伝説ともなっている内水の読み切り作品は、今回の連載開始を記念して3作品が『チャンピオンクロス』にて順次公開される。これらの作品は内水自身もお気に入りの作品とのことなので、まだ彼の作品に触れたことが無い人にはぜひ読んでみてもらいたい。

『チャンピオンクロス』公式HP:http://chancro.jp