『HUNTER×HUNTER』に仕掛けられた隠しネタに「こんなに仕込まれてたのか…」とファンも驚き

マンガ

公開日:2017/7/29

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    『週刊少年ジャンプ』34号(集英社)

 2017年7月24日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』34号で、『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博の巻末コメントに「そんな大量に仕込まれてたのか…」と注目が集まっている。

 冨樫は同号巻末で「先週13か所に色々描き足しました。単行本では消すと思うので探して見て下さい」と読者に向けてアピール。冨樫の指す『週刊少年ジャンプ』33号では『ONE PIECE』の連載20周年突破を記念して、全連載陣が作品内のどこかにルフィの「麦わら帽子」を描いたことが話題に。もちろん冨樫も『HUNTER×HUNTER』第364話でこの企画に参加し、床に押さえ込まれた王室警護兵・ビンセントのそばに置かれる形で麦わら帽子が描かれていた。

 しかし冨樫は作中に麦わら帽子以外にも、ジャンプ連載漫画のアイテムやモチーフを描き足し。例えばビンセントの服に『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』の“磯マーク”が施されていたり、机の上に『銀魂』に登場する万事屋のペット・定春の置物が。目立つものもあれば、意識しないと見過ごしてしまうようなところにも“隠しネタ”が仕込まれており、今回巻末コメントで改めて冨樫が言及する形となった。

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 ファンからは「冨樫先生すげえええ」「冨樫さん遊びすぎててワロタwww」「最近のジャンプちゃんと読んでるんだなってちょっと嬉しくなったよね」「絶好調だね冨樫さん」「ワンピ20周年に関係ないネタをモリモリ仕込む冨樫大好き」といった声が相次いでおり、冨樫による仕掛けを楽しんでいるようす。

 実は33号の巻末でも冨樫から「楽しんで、原稿に色々描き足しました」というコメントが寄せられていた。しかし、今回のコメントで単行本に収録されないと判明したことにより、ファンからは「単行本に残らないなら、もう1冊ジャンプ買っておけばよかった」「ワンピ20周年だけでもプレミアなのに、さらに価値が上がった」という声も。冨樫の思わぬ遊び心により第364話が掲載されたジャンプはレアアイテムになりそうだ。