第1回 つぶやきシローの青空読書 『人間失格』

更新日:2013/12/20

ツイッターフォロワー数 49 万人のつぶやきシローが
大人になった今だからこそ読みたい、なぜか青空が似合う文豪たちの名作文庫を真面目に読書

今回の読本はコレ!

電子『人間失格』太宰治

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「恥の多い生涯を送ってきました」――東北の金持ちの6男として生まれ、恵まれた環境に育ちながらも、自己否定を続ける大庭葉蔵。少年時代は人間に対する最後の求愛の形として“道化”となって周囲をあざむき、上京後は次々と女性に関わり、自殺未遂を繰り返し、酒と薬におぼれていく。その陰惨な半生は、まさに太宰自身の真実をさらけ出したもの。1948年に発表された太宰治の自伝的小説で、完結した小説としては最後の作品である。この小説の完成の1ヶ月後に、自らの命を断った。

つぶやき感想文

この本の中には人間のいやな感じ、人生の暗い感じがもりだくさんすぎるよね。本当に暗い本だね。高校生のときに挫折したのを思い出したけど、高校生のときに読んで共感できる内容じゃないね。挫折は間違いじゃなかったね。

 

 

この人、子だくさんだったら別の人生だったかもね。だって、大家族だと働かないといけないからね。テレビでもよくやっているでしょ。

あとね、親の存在ってほんとうに大事ね。ぼくが書いた小説もお父さんと男の子の物語だったから余計にそう思ったね。6男だったから仕方なかったのか。長男だったら大切にされたのにね。

 

 

「人間失格」っていうけど「人間合格」ってあるのかね。どこからが合格でどこから失格なのかね。この人みたいに人生から逃げたり、自分で終わらせちゃおうとすることが失格になるんだね、きっと。自分で終わらせたらいけないね。

けど、この人女の人にはすごくモテるよね。仕事しないで、お酒飲んでいるだけでモテるなんて楽しそうよね。うらやましいね。

 

 

この本は人生の経験を積んだ人が読む本だね。そうじゃないと良さが半分もわからないね、きっと。