2011年下半期 人気レビューランキング <映画化された作品編> 6~10位

更新日:2013/8/14

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昨年下半期によく読まれた人気レビューランキング。
今回は前回に引き続き映画化された作品を紹介するラコよ!
8位の『宇宙兄弟』は4月1日からTVアニメが放映を開始、
5月5日からは小栗旬主演で映画が公開されるよ!

 
2011年下半期 人気レビューランキング
<映画化された作品編> 6~10位


文章で綴られる「ドラえもん」は切なくも美しい
 

 

6位 『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』

瀬名秀明、藤子・F・不二雄/小学館/882円 (レビュアー:サイトウタクミ)
藤子・F・不二雄のライフワークとも言える、「大長編ドラえもん」シリーズ。コロコロコミックで短期集中連載され、ほぼ間を置かずに映画化、という最強の流れ。その中でも特にメッセージ性が高く、一部で最高傑作とも呼ばれる作品が、「ドラえもん のび太と鉄人兵団」である。
“鉄人兵団”は2010年に「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」というタイトルでリメイク…(続きを読む)

(=・오・=)<鉄人兵団は名作ラコ!

  

わたしたちに寄り添って
生きていく力をくれる太宰の名作
 

 

7位 『人間失格』

太宰治/角川書店/294円 (レビュアー:ルートつつみ)
文豪・太宰治の代表作の一つ『人間失格』というと、やはり、ジメジメと暗くて、ネガティブなイメージを持たれがちでしょうか。私は学生時代に、友人の勧めで読んだのですが、本書からは、逆に、生きる力を与えてもらいました。
あらためてあらすじを簡単にご紹介いたしますと、東北の裕福な家で育った主人公は、キザでプライドが高い反面…(続きを読む)

(=・오・=)<日本文学といえばラコ!

  

兄弟で宇宙に夢を見る、
熱くて感動なすてきマンガ
 

 

8位 『宇宙兄弟』

小山宙哉/講談社/各525円 (レビュアー:ルートつつみ)
出来すぎるスーパーマンのような弟・日々人(ひびと)と、主人公である兄・六太(むった)。子どものころ、二人は夜空に不思議な物体を見たことから、共に、宇宙に夢を見るようになりますが、日本人として初めて月に飛ぶ、宇宙飛行士として超優秀な弟の反面、自分は宇宙に飛ぶどころか会社をクビになり…。
等身大のキャラクターが宇宙飛行士になり…(続きを読む)

(=・오・=)<夢を追いかける事は大切ラコ

  

映画公開間近! 可愛い座敷わらしが、
家族の絆を強めるハートフルストーリー
 

 

9位 『愛しの座敷わらし』

荻原浩/朝日新聞出版/840円 (レビュアー:大矢博子)
父親の転勤で東北に引っ越すことになった高橋一家。市内のマンションを借りると思っていたら、なんと父親が見つけてきたのは築103年の古民家だった。そこにあるのは広い土間、囲炉裏、ぼっとんトイレ、庭、そして…座敷わらし。
まずこの高橋一家がいい。お父さんはお調子者で空回りするタイプ。お母さんは現実的。中学生の長女はその年頃に…(続きを読む)

(=・오・=)<家族の大切さを感じるラコ

  

電車は走る。人と人との出会いと想いを乗せて
 

 

10位 『阪急電車』

有川浩/幻冬舎/525円 (レビュアー:LunaLuce)
ずっと同じ電車に乗り続けていると、だんだん自分だけが知っている顔見知りが増えてくる…もしかしたら、相手もそんな風に思っているかもしれない。そんな相手と、ふとした瞬間につながることだって…あるかもしれない。電車内での運命の出会い-なんてものをこっそり妄想したりする、ルナルーチェの葉菜とチリでお送りいたします。
【葉菜】電車内で文庫本を読むのが大好きな…(続きを読む)

(=・오・=)<電車で起こる様々な人間模様ラコ

  

次回は<アニメ化された作品編>を紹介するラコよ!
<これまでの記事>
■総合編
■「電子書籍アワード2012」受賞作品編
■文学賞 受賞作品編
■映画化された作品編(1~5位)