第20回『4年に1度のオリンピックをより楽しむ方法』後編 土屋礼央

更新日:2013/8/6

五輪のカヌー競技はスラロームだけではございません
スプリント競技もあります。100m走みたいな奴っす。二人三脚的なのもあるよ

『4年に1度のオリンピックをより楽しむ方法』後編

土屋礼央35歳。
恐らく、これからの人生
残りあと10回ほどしか楽しめない夏期オリンピック。
出場する全ての選手の人生を追い、
全てを把握&堪能する事は難しいとしても
出来る限りオリンピックを肌で感じたい。
オリンピックの凄さをより体感したい。
という事で、前編では、ほとんど目に触れてこなかった
マイナースポーツと言われてしまっている競技の
五輪前生観戦を目指し
各競技協会のHPを物色。
しかしそのあまりにも、ずさんなHPの多さに愕然としたものの
「とりあえず生」
アルコールを自制した人生とはいえ
ここだけは譲れず
スケジュールの合間を縫って
カヌースラロームの大会を富山まで生観戦する事になりました。

移動手段は最短興行時間を考えると、なんと夜行バス。
しかしあまりバス移動は気乗りしないなぁ。
でも確か、
やたら高級な夜行バスサービスが始まったという話を聞いた事がある。
調べたら面白そうな夜行バスがあるかも知れない……。
2000年の貸し切りバス業界の規制緩和以降、サービス競争が激化で
サービスは二極化しており、激安か高級シートに分かれている。
せっかく夜行バスを利用するならバス会社の企業努力の最高峰を堪能したい。
その熱い想いを乗せ、ネット検索……、
大阪や名古屋ルートならまだしも
富山ルートにもそんな高級バスは存在するのだろうか……。

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二列シート&半個室夜行バスを発見!


個室ぅ!?
個室大好き!

プライベート空間をこよなく愛す筆者は

自宅の部屋が目的地まで移動してくれる事が究極の夢の一つ

と捉えているので
個室移動は最高の喜び。
半個室と書いてあるが、プライベート空間のまま富山に移動出来る!
もう気分は裸。
もうBUSではなく、BATH移動な感覚です。
これに乗らない手は無い。
早速チケット確保。途端にワクワク。
個室バスを知る喜びを教えてくれたカヌー競技に感謝。

富山へ移動当日になりました。
出発は4月14日(土)新宿23時40分。
ちなみに夜行の良い所は
寝ているうちに現地に着いている事。
目を閉じて開けたら、場所が移動している。
無駄が一切無い。考え方次第ではちょっとした未来です。
まさにドラえもんの「どこでもドア」の実写版だ。
土曜日の予定をしっかりこなし
日帰り感覚の荷物で、気軽に新宿に向かう。

新宿のコンビニで飲み物各種、歯磨きセット等々を購入し
私が乗るドルフィンライナー「和」(なごみ)の待つ新宿都庁前へ。

誰もいない都庁前に大きなバスを一台発見。
あれがドルフィンライナーだ。
ドルフィンという割には車体の色が黄色だな……、
と思った事はさておき
クジラくらい大きい男性添乗員さんに予約番号と名前を伝え
自分の席に案内してもらう。

バスの中にIN。


異空間!

そこはバスとしては見た事の無い空間でした。
中に入ると
所狭しとカーテンで閉じられている部屋っぽい所がギッシリ。
通路なんてあったもんじゃない。
ほとんど全部部屋。
隙間無し、倉庫番のゲームみたいな見た目です。

「では、土屋様はここになります」

しっかりとした通路がある訳では無いので
ゆっくり景色をその異空間の景色を眺める事も出来ず
すぐさま自分のシートへ誘導され、着席。
カーテンが閉められた。

もう、誰とも会わなかった。
このバスにはあのクジラの様な添乗員さんと僕しか乗っていないのでは?
このまま何処かに売られる!?
と思ってしまう位、誰とも会いませんでした。
完全なプライベート空間だ。
ラーメン屋で言うと、一蘭な気分。
プライベート空間は大好きですが
移動する時に一緒に乗る人の顔を見て
「おぉ、同志」的な心で感じる連帯感はありませんでした。
あれはあれで、安心感だったのだなと学習。


完全なプライベート空間ではあるが、今まで体験した事ない乗り心地だ!

この様にカーテンで完全に仕切られている。
僕以外乗っているのだろうか……

僕が席に座るとバスはすぐに富山に向けて出発。
運転手さんがウィスパーボイスで今後の予定を説明。
「おいおい、もっと景気よく話しても良いんじゃないの!?
これから富山へ旅立つんだぜっ!」
と思いながらアナウンスを聞いていましたが
どうやら、このバスはディズニーランドからのルートで
もうすでに出発して2時間ほど経っている状態。
他のお客さんはもう寝静まっている可能性もあるのでしょう。
初体験のバスに興奮中な、僕の方が異物だった様です。

二列シート&半個室の高級シートな夜行バスの乗り心地
ファーストインプレッションですが

まさかの、思ったより狭い。

一人分のスペースは、縦に長いというよりは、正方形の箱な感じ。
座席の前にはTVやDVDが見られる様になっているモニター。
そして座席の隣の部分はコンセント有りの
充電スペース的荷物置き、みたいになっている。
高い台になっているので下の部分の空間に
「おいおい、そこに荷物を入れさせておくれよ」と思ったが
そこは使えない様になっている。
でもドルフィンライナーがこういう仕様にしたかった理由はすぐに分かりました。
座席部分は窓側と通路側と交互になっていて
足を伸ばす部分は前の座席の人の
その荷物置きの台の下を利用しているのです。
限られたスペースにいかに多くの人を乗せる事が出来るのか
を考えた結果のスペース配備。

なんだかテトリスの棒になった気分でありました。

でもお陰でリクライニングして後部座席の人に気を使う事もないので
全く、他の乗客に気を使わない、他の乗客の存在を感じさせない
本当にプライベート仕様の夜行バスだ。


リクライニングやDVDの鑑賞方法のマニュアルが用意されているのだが
バスが揺れ続けているので、写真はピンぼけ。


こちらが座席の横にあるDVDプレーヤー。
チャネルとボリウム表記のプレーヤーは初めて見た。

コンビニでお泊まりセットを購入したが
バスには、アメニティーグッズが用意されていた。
もったいないから、使わずにもって帰ろう

さて、まだまだ興奮中の土屋さん。
せっかく半個室なんだし、
この移動時間を使って、MacFanの原稿を書き上げようと前々から計画。
移動と執筆を同時に行う。なんて効率が良いのだ。
別に今日が締め切りという訳ではなかったのですが
どうしても、その効率の良さを体感したいが為に
パソコンを持ってきました。
早速、執筆@夜行バスライフを快適にする為に
色々準備をする。
まずは靴を脱ぎ、ここは外である事を忘れる。
そしてズボンをジャージに着替え、下半身の圧迫からの卒業。
PCの充電を気にしながらの執筆は集中出来ない。
ACアダプターをコンセントに接続し、バッテリー問題からの卒業。
さらに、この場所は言うても、高速バス。
エンジン音は気になる。
自前のノイズキャンセラのイヤホンを装着し、
これで、騒音からの卒業もコンプ。
僕はもう色々卒業した尾崎豊状態。


うーん、こりゃ家だな。

最高の環境の中、快適に執筆。

とは家、いや言え、バスは移動中です。
結構揺れる。
執筆中、テーブルの上に置いてあった、ボトル缶コーヒーが
その揺れでテーブルから落ちた。


ガタン、ゴン、ダンッ!

シーン……

その揺れで落ちた缶コーヒーは激しい音と共に
どこかの座席に行ってしまいました。


どこに行ったのだマイボトルコーヒー!

半個室とは、カーテンで仕切られている。
床の部分は共通です。珈琲は何処へでも旅立てる。

そして今は完全に静寂状態。

各カーテンを開けて、缶コーヒーのありかを探す訳にも行かない。


仕方が無い。もうこのままにしておこう。

カーテンのお陰で、誰が珈琲を落としたのかも、判別不能です。
缶コーヒーを買った事は無かった事に。

それにしてもノイズキャンセラのイヤホンをしていてのあの音。
実際は相当激しい音だったに違いない。


こちらが、ドンガラガッシャーンっ!したボトル珈琲。
この撮影の時はそんな事も知らずにピース。

それから6時間……


乗る事6時間あまり、朝やけと共に立山連峰が……

定刻通りにバスは富山駅に到着。
バスは金沢行きなので、途中下車です。
富山駅では数人が降りました。


ドルフィンライナー「和」(なごみ)富山に到着。
後ろ姿はクジラの様な添乗員さん

「あなたも乗っていたのですね。ちなみに珈琲が途中、
そちらに飛び込みませんでしたか?」
と一人一人に聞く訳にもいかず、
クジラの様な添乗員さんにお礼をして、
金沢に向かうドルフィンライナーをお見送り。

グッバイ、ドルフィン。未知の世界を教えてくれてありがとう。


さようなら、なごみ。お前にもっと乗っていたかったぜ

さて現在、朝6時10分。

カヌースラロームの開会式は8時30分。
最寄り駅の越中八尾駅までは30分。
ここで一時間ほど待機です。

さてどないしよ。


朝6時10分。
始発のライトレールに興奮もお腹が空いたのでお店を探そう

朝飯を食べようにも、どこもお店はやっていない。
一度来た事がある街なので、記憶を辿って
カフェを探すが、何処も営業は7時から。


うむむ、以前来た事があるカフェもまだ開店前

見た事も無い、レンタサイクル発見。
乗ってみたいが、そんな事をしている場合では無い

散々、街をあるいた結果、やっていたのは
24時間営業の吉野家のみ。


土屋さん、はるばる富山まで来て、
朝ごはんに株主優待券を使用。


富山の朝は優待券で吉野家……


喜び半分、悲しさ半分。

そして7時すぎのJR高山本線で
カヌースラロームNHK杯が開催される井田川カヌー競技場のある
越中八尾駅に到着。


7時発の高山本線で越中八尾に向かいます。
ちなみに読み方はえっちゅうやつお。やお、ではありません


富山の駅には大会のポスターも貼られていた。
結構認知度高いかも……

こちらが高山本線。
単線ホームでございます


約30分後越中八尾駅到着!

朝早い事もありましたが駅を降り立った最初の感想は


「何もねぇっす」

思わず北島康介的なコメントを言ってしまう位の駅。


うーん、閑散としている……


商店街はあるのですが、全て開店前……

本当にここで大会が行われるのだろうかと心配になりましたが
ポスターが張られているので、開催は間違いなさそうです。

駅前のタクシー乗り場から競技場へ向かう。
10分も経たないで現場に到着。
恐らく帰りは徒歩なので、外の景色をガン見で記憶。

1000円ちょっと支払い、下車。
降りるとそこはもう、大会が行われる、川縁。

おぉ、意外と言っては失礼ですが、結構、人が沢山います。
みなさん、大会開催準備に追われている模様です。

ここで
カヌースラロームの競技の説明を改めてもう一度。
スキースラロームの様に川に接地されているゲートを通過してタイムを競う競技。
面白いのが必ずしも上流から下流にかけてゲートを通過する訳ではない所。
ポイントによっては下流から川の流れに逆らい、
上流にかけて登って行ってゲートを通過する。
そのポイントをいかに素早く通過するかが勝負のポイントなのですが

競技の行われる川を見ての感想。


チョー激流なんですけど。


井田川カヌー競技場到着
想像以上に激流だ!!


「渦巻いてますやん……」
と思わずあっているかどうかも解らない方言

まさかこんなに激流だとは思わなかった。
こんな激しい川を登って行けるのか?

素人感満載のワクワク、目の前の激流競技場に興味は尽きない。




コース説明は手書きです。
アットホームですな

そうだ、
「現場に着いたら、佐伯さんって人に何でも聞いてください」
って言ってたな。
(前編参照)

さっそく佐伯さんを訪ねて、カヌースラロームの面白さを教えてもらおう。

大会関係者は名札を首からぶら下げていたので、
どなたが佐伯さんかは、訪ねなくても判別出来る。

探してみますか……
佐伯さん、佐伯さんっと……。

「はい、そこー!ポール準備して、そしてそっちは、
大会用紙のプリントアウトー!急いでー!」

もしかして、そこで忙しそうにしている人は……


佐伯さんだっ!

佐伯さんは大会運営担当。
我々観客への対応だけの人かと思ったら、
参加者の誘導等も行っている運営のリーダーでした。
強面の明らかにリーダーシップにあふれている体育会系の中年男性。


佐伯さん、チョー忙しそうなんですけど……。

でも、声をかけてくれと言われていたしな、
勇気を持って声をかけてみるか……。

「あのぉ、競技を観戦しにきたんですが、
何処で見れば良いのでしょうか?」

「何処でも良いよ!あ、でも黄色い線の中には入らないで、
審判の邪魔になるから!はい、そっち整列ー!」

これ以上、佐伯さんに尋ねるのは失礼だ……。


オレンジのスタッフジャンパーが佐伯さんです。
常に忙しそうでした……

もうここは自力で魅力を探るしか無い。

開会式までの一時間ほど
片隅に置いてあった、大会プログラムを熟読。
そして会場に張り出されている、スタート順や予選の結果を見ながら
誰が有力候補なのかを探る。
それにしても、大会関係者ばかりの中、誰かも分からない、
肩がけのカバンにマスクの男が、行くあてもなく、
川辺を歩いている姿は不気味に思われたかも知れない。

ようやく開会式の時間になりました。
さぁ始まるぞ。
会場にアナウンスが鳴り響く。

「では開会式を始めます、出場者、関係者は体育館にお集り下さいー」


まさかの観戦者閉め出しっ!


開会式は室内で関係者のみ……

俺は何の為に開会式から足を運んだのだ……。

ぽつり会場に残される僕。

しかしそれでは勿体ないので
体育館の入り口まで行き、
扉から漏れる開会式の声を聞く。


スピーカーからかすかに聞こえる開会宣言を聞き入る、
マスクのギャラリー土屋礼央

なんだか偉そうな人が挨拶を始めたぞ。

「えー、皆様、今年度はオリンピックイヤーという事で
注目度も高いです。
本大会の決勝はNHKさんで放映される事になっています。
ぜひ、皆さん、頑張って決勝に残り、TVに映ってください!」


TVって偉大だなぁ。

開会式が終わると
観戦者が結構集まってきました。

何度も失礼ですが
これは意外とギャラリー多いぞ。

そしてこのNHK杯はTV中継がある。
カメラクルーの人も沢山いる。

「お、羽根田だ、コメント貰ってこい!」

なにやら、ある選手の周りに人が集まっている。
色々聞こえてくる声を集約すると
大会有力選手で、オリンピックにも出場が内定している選手
羽根田卓也選手です。

僕も野次馬的に羽根田選手の近くに行ってみる。
おぉ、なんだかオーラがある気がする。
羽根田選手は昨年の世界選手権で10位。
カヌースラロームは圧倒的に欧州が強く
その中でアジア人として戦える数少ない選手です。

スタスタスタ

おぉ、羽根田選手が俺の横を通った。


なんだか感激
(ミーハー)

そして試走などを行った後
大会がスタート。


大会開始!二人乗りの競技もある!

すると
会場に何個か置いてあるスピーカーから
アナウンサーと解説者の声が。

なんと大会の実況&解説をしてくれるらしい!

なんて親切なんだ。
開始前には初めて見にきた人向けのルール説明もしてくれて、
とても分かりやすかったです。


実況もあるので結構見応え十分!面白いぞ!


「選手の皆さん、頑張って決勝進出して、
TVに映ってください!」

あ、やっぱりそれは大切なんですね。

みんなでカヌーの普及を目指している感じがとても良い実況でした。
やるなカヌー連盟。

大会は
男女別で種目も二種類あります。
カヌーを漕ぐ為に使うパドルの水を漕ぐブレード部分が
片方だけに付いているカナディアンスラロームと
両方にブレードが付いているカヤックスラローム。
それぞれ何人で漕ぐかを数字で表しC1,C2,K1,K2
という種目が行われました。

最年少は14歳の女の子も出場していて
まだ荒削りながら、
一生懸命頑張っている姿に好感が持てました。
あまりの激流に転覆してしまう。
溺れてしまうっ!
誰か助けなきゃ!
溺死は避けなければならない。
チョードキドキしながら見守っていると
なんなく女の子は元通りに復帰。
カヌー業界の中では復帰するのが当然なのか
周りのギャラリーは転覆しても、あまり大した騒ぎにはならず、
ドキドキしていたのは僕だけでありました。

そして注目の羽根田卓也選手の登場。
羽根田選手はC1の選手です。

アナウンサーも力が入る。

「あぁ、皆さん、羽根田選手の登場です!」

おぉ、羽根田だ。
次、羽根田だぞっ。

会場からも注目の声が次々にあがる。

そこに解説者
「皆さん、羽根田選手のカヌーには見とれてしまいますよ」

ほほぉ、見とれるほどのカヌーですか、これは楽しみです。

羽根田選手スタート!

ザバーン!スイスイスイー!


見とれたっ!!!

それまでの選手とは、動きが全然違う。

カヌーがもう身体の一部みたいだ!
カヌーが生きているみたいだ!

なるほど、これが世界で戦う人の姿か……。

準決勝が終了。

もちろん羽根田選手はぶっちぎりで決勝進出。

準決勝の結果表の前には沢山の選手が集まる。
上位10人が決勝進出です。


準決勝の結果を食い入る様にみる関係者と選手

そこでおしくも決勝に残れなかった選手が悔しがる。

「あぁ、もうちょっとでTVに映れたのにっ!」

やっぱ、そこ大事なんですね。

「選手、関係者の皆さん、お弁当がありますので、
食事休憩に移ってくださいー」

佐伯さんが説明。

食事休憩の後1時間30分後に決勝がスタートらしい。

ギャラリーの皆さんもマイカーに戻って、
サンドイッチなどを口にしている。

僕もお腹空いたな……。

しかし近辺に売店は皆無。
移動手段も持っていない僕は
夜行バスに持ち込んだ、水で空腹を紛らわす。


昼休みは空腹を紛らわす為に、周囲を散策。
熊か……。もう、戻ろう……

そしてようやく決勝スタート。

男女、そしてカナディアン、カヤックともに熱戦に次ぐ熱戦!!


決勝も激流の中見応え十分。
オリンピックが楽しみだ

そして閉会式後、無事大会が終了。

もちろん
羽根田選手は貫禄のNHK杯2連覇。

改めて、本物は道具が道具ではなく、身体と一体になっている。
これはスポーツだけじゃなく、音楽も一緒です。

なんだか、早く家に帰って、音楽がしたくなった。
そして、ちょっぴりカヌーもやってみたくなった!

体験環境問題はありますが
なんだか手軽に始められそうなスポーツだと感じました。
生観戦をすると、やはりとても身近に感じる。

生で見て、そして
改めてTVで見るとどう感じるのか
羽根田選手はどう映るのか

そしてその羽根田選手は世界の10位。
オリンピックではもっと凄い選手のカヌーが見られるのかも知れない。
ロンドン五輪をTV観戦だとしても、
一度生で見た事によって、
現地の雰囲気も想像しながらTV観戦を楽しめるだろうか。

カヌースラロームを一度生観戦した事で
ロンドン五輪TV観戦に奥行きが出てきそうな気がする。
我が家のTVは2Dですが
なんだか3D観戦が出来そうな気がしてきました。

3Dテレビの購入を迷っているあなた、
それも素敵な好奇心かも知れませんが
一度、オリンピックの前に競技を生観戦して
4年に1度のオリンピックを
どんなメディアで観戦しても3D観戦にしてみませんか?


これぞまさにオリンピック観戦の準備にヨネンが無い。

ではでは土屋礼央でした。


ちなみに帰りは歩いて帰りました……。約1時間……。

帰りは、回転寿し「すし玉」まで出向き、
のどぐろの炙りを堪能。
おいすぃー!


越後湯沢経由で東京まで帰宅。
湯沢はまだまだ銀世界でした

ちなみにこの大会の模様が4月21日にTV放映されました。
試合開始前、川辺の観客の姿がTVに映った。

ん?
マスク姿の僕、映ってますけど!


TVに僕が映った!

思わず、一時停止して、ガン見