バレンタイン企画! 少女マンガに学ぶ、必勝告白パターンランキング
更新日:2014/10/16
2月14日のバレンタイン。意中の彼にチョコと一緒に思いきって告白! と意気込んでいる女子もいるのでは? 今回は、先日胸キュン度満載の小説『お菓子な島のピーターパン~Do you like chocolate?~』を上梓した橘ももさんに、少女マンガに学ぶ成功率100%(?)の告白パターンをランキング形式で教えてもらったラコ!
- 1位
- 大事なのは幸せに「してほしい」ではなく「してあげたい」
- 著者名:芦原妃名子
- 発売元 : 小学館
- 価格:432円
いわゆる幼馴染カップルの杏と大吾。長い間ずっと一緒にいるということは、そのぶんお互いのいいも悪いも見るし、愛情以上に依存心も生まれるわけで。すれ違いの末、一度は別れてしまう二人。だけど時を経て再会し、杏は、「あたしが絶対に大吾を幸せにしてあげる!」と強く宣言するのです。自立して、それでも必要と気づいた相手を、幸せにしてあげたいという想い。たくさんの涙を乗り越えた彼女の告白だからこそ、ずんと胸に響くのです。
- 2位
- どんなに想っていても、言わなきゃ伝わらない
- 著者名:末次由紀
- 発売元 : 講談社
- 価格:432円
年に1回だけ帰国する男友達・達に片想いしている芙優。いつまでたってもただのグルメ仲間で、モテるけどどんな彼女とも長続きしない彼を、想い続ける自分が悔しくて、なんでもないふりをして、突き放して。だけどそんな彼女の強がりを溶かしてくれたのは、温かいチョコレート。自分から一歩を踏み出さなければ、永遠に関係は変わらないのだと教えてくれます。ショコラティエが舞台のこの短編集、小技が効いていてきゅんときます。
- 3位
- 報われなくてもただ好きでいる、一途な想いが実を結ぶ
- 著者名:中原アヤ
- 発売元 : 集英社
- 価格:421円
こちらも男友達からの発展系。小泉リサ(172cm)と大谷敦士(156cm)は相性抜群の漫才コンビ。いつのまにか好きになっていた大谷に一度は振られてしまうリサですが、「やっぱり大谷が好きやから」と伝えたことで、二人の恋は始まります。いつもどおり笑顔で、馬鹿話をして、それでもまっすぐ自分を好きでいてくれるリサに、少しずつ大谷も惹かれていくのです。まずは好きと伝え、相手にとって居心地のいい存在になれれば望みはあるかも。
- 4位
- どうしても言葉にできなきゃ、わかりやすく態度で示せ!
- 著者名:津田 雅美
- 発売元 : 白泉社
- 価格:421円
誰もが憧れる優等生、宮沢雪乃の本性は、誰よりも執念深い負けず嫌い。そんな彼女の本性を知っても好きだと言ってくれた有馬の気持ちに応えたいのに、タイミングを逃して伝えられず、いつどうやって気持ちを伝えようかと焦るほどに失敗ばかり。だから彼女はあるとき言葉を捨てて、そっと彼の手に触れたのです。想いは通じ合って晴れて二人は彼氏彼女に。どうしても好きが言えない場合は、行動で示すのもひとつの手。
- 5位
- 運命を感じたら、とにかくダメ元でも動くべし!
- 著者名:永田正実
- 発売元 : 集英社
- 価格:650円
合コンで出会った高田くんにビビッと運命を感じてしまった実果。友達に再びセッティングしてもらった飲み会で、これを逃せば二度とチャンスはないと、みんなの前で「付き合ってください」と大胆告白! 見事おつきあいすることに。お互いのことを何も知らない2人、付き合い始めてからの初々しいやりとりもまた醍醐味。二度と会えない相手なら、下手に策を弄するよりも、時には直球勝負も必要! それにしても実果の素直さ、見習いたい。
バレンタインに向けて胸が高鳴るラコ~。少女マンガみたいなキラキラの恋をしたくなったラコよ。誰か、ぼくに告白して~! (ぼくは駆け引きができないからストレートにぶつかってきてほしいラコよ!フフフ。) 他にもベスト5を紹介して欲しいジャンルがあったら@bookrakoまでよろしくラコ!