大東俊介「『テニスの王子様』のキャラは、俺にとってみんなカリスマ」

芸能

更新日:2011/9/7

 『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』(公開中)で、原作のマンガ家・許斐剛さんも舌を巻くほどの迫真の演技でオリジナルキャラクター、リン・シウを演じた大東俊介さん。自身も元々大ファンだという原作『テニスの王子様』(集英社)への思いを、ダ・ヴィンチ10月号で語った。

「『テニスの王子様』のキャラクターたちは、俺にとってはみんなカリスマなんです。自分を背負って、仲間を背負って、テニスを通して命がけで相手と向き合っている。特に、いつもぎらついている海堂が好きなんですよ。海堂って、不器用なほど“男”でしょ。俺も、そういう男でいいかな、って思っています。海堂ってあんまりモテるタイプじゃないですよ、きっと。だって怖くて話しかけられないでしょう(笑)」

 主人公の越前リョーマも、ある共通点からファンなのだという。
「リョーマももちろん大好きです。俺も左利きなので、それもうれしくて。リョーマは左利き界のカリスマです!」

 原作ファンでもある大東さんにとって、初めての声優の仕事はうれしいのと同時に大きなプレッシャーでもあったという。
「お客さん一人ひとりにとって、アニメ化10周年の記念となる大事な作品。その愛情を背負うくらいの気持ちを持っとかないといけないと思った。でも、本当は俺が声をやったかどうかなんて、どうでもいいんですよ。エンドロールで名前を見た時『大東だったのか。あいつ案外やるやんけ』って思われたら、一番嬉しいです」

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(ダ・ヴィンチ10月号 もっと知りたい! 私の『テニスの王子様』より)