「初めて炭治郎を怖いと思ってしまった」『ジャンプ』9号『鬼滅の刃』、目を覚ました炭治郎に動揺の声続出!?

マンガ

公開日:2020/1/28

『週刊少年ジャンプ』9号(集英社)

 2020年1月27日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』9号では、『鬼滅の刃』がセンターカラーに登場。本編では意識を失っていた炭治郎が目を覚ましたのだが、「こんな姿になっても戦わなきゃならないなんて…」「仲間のみんなはどうなっちゃったの!?」と驚きと動揺の声が相次いでいる。

 鬼舞辻無惨からの攻撃を受けて、生死の境をさまよっていた炭治郎。鬼殺隊の味方である鬼の青年・愈史郎は、炭治郎に注射を何本も打って治療を試みていた。側にいた隊士の村田は炭治郎の手から刀を放してやろうとするが、強い力で握られていてびくともしない。その様子を見ていた愈史郎は、「戦いに向かう意志がコイツにはまだあるんだろ」とつぶやく。すると「一緒に倒そう」「無惨が逃げちまうぞ」「早く行かなきゃ」と泣きながら呼びかける村田の声に炭治郎が反応する。

 炭治郎の治療が行われている間、無惨と戦う柱たちのもとに我妻善逸、嘴平伊之助、栗花落カナヲが合流。自分の姿を消せる札を駆使して、無惨の速すぎる攻撃を何とかかわしつづけていた。3人のおかげで余裕が生まれた悲鳴嶼行冥は、感覚を研ぎ澄ませて無惨の体を透視。脳と心臓が複数ある奇妙な体内に驚愕しながら、息の根を止める方法を考える。伊黒小芭内にも同じことをさせようと声をかけると、次の瞬間無惨の攻撃がその場にいた鬼殺隊全員に命中。無惨と戦える人間が誰もいなくなってしまう。

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 カナヲが動けなくなった自分に絶望していると、目を覚ました炭治郎が現れて無惨の腕を切断。カナヲに「遅くなってごめん」と謝りながら、物陰に隠れていた仲間に彼女を託した。完全復活したように見える炭治郎だが、無惨に攻撃され血を浴びた片目はまだ醜く腫れ上がった状態。無惨は「醜い姿だ」「これではどちらが鬼か分からないな」と炭治郎に声をかける。

 恐ろしい形相で無惨を睨みつける炭治郎の姿に、読者からは「初めて炭治郎を怖いと思ってしまった」「人間を守るために人間を捨ててる感じが悲しい」「このまま鬼になったりしないよね!?」と動揺の声が続出。炭治郎は「終わりにしよう無惨」と冷静に言い返しているが、果たしてこの戦いにはどんな結末が待っているのだろうか。

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『鬼滅の刃』18巻(吾峠呼世晴/集英社)