園山真希絵『ナットウーマン。』の斬新すぎるレシピに驚愕

マンガ

更新日:2012/6/1

 俳優・塩谷瞬の二股騒動で注目を集め、いまやテレビ番組にひっぱりだこの料理研究家・園山真希絵。当初はモデルの冨永愛とともに“二股被害者”としてメディアに取り上げられていた彼女だが、過去にブログで掲載していた料理写真の“独創的すぎる盛り付け”がネット上で話題を呼び、めくるめくお料理ワールドのトリコとなった園山ウォッチャーが続出しているそうだ。
 
 そんな彼女の著書『ナットウーマン。納豆でやせる、キレイになる「発酵美人」レシピ63』(光文社)は、二股発覚直前に発売されたタイミングのよさ(!?)と、帯の推薦メッセージを冨永愛が寄せているという究極の偶然も重なり、売り切れ店も続出、増刷されるほどの人気に。

 この『ナットウーマン。』、タイトルの通り納豆を使ったレシピが満載で、本人は“にきびやアトピーの改善と27キロの減量に成功した要因のひとつが納豆”と感じているらしい。序文の最後には「私は、納豆のように、粘っこく、よりよい香りを放ちながら、発酵し続けます」という高らかな宣言で締めくくってしまうほど、納豆愛に溢れているようだ。

 しかし、驚くのはそのレシピの斬新さ。ちくわの穴に納豆を詰めて、さらにそれをサンドウィッチ用食パンで巻いてしまうという「ちくわ納豆ロールサンド」に、すきやきにくぐらせる生卵に納豆を混ぜた「納豆ダレのすきやき」など、凡人的発想では「サンドウィッチに粘りは必要なのか!?」「糸引くすきやきはごちそうになりえるのか!?」という疑問を抱かずにいられないものも。
 さらにトドメは、チョコレートに豆腐と納豆(タレも投入)を混ぜた焼き菓子「ノンオイル!納豆お豆腐ブラウニー」。ここまで納豆が極まると、怖いもの見たさで試してみたくなるような気もしなくはない。

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 納豆本といえば、「おかめ納豆」で有名なタカノフーズの社員が考案したレシピを掲載した『おかめちゃんの栄養たっぷり納豆レシピ』(ワニブックス)も話題。現在、大ブームの塩麹に続いて、納豆も同じ発酵食としてブレイク間近、なのかもしれない。