『サザエさん』マスオの“一言”にネットざわつく「ド下ネタにしか聞こえない」

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公開日:2020/6/7

『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 新型コロナウイルスの影響で5月17日より、以前放送したエピソードを再放送しているアニメ『サザエさん』。5月31日放送回では、マスオの何気ない一言に、一部視聴者から「ド下ネタにしか聞こえない」などとツッコミを入れる声があがっている。

 話題になったエピソードは、作品No.7784「ワカメ、ママ練習中」。ある日ワカメは、友達が幼い妹を連れているのを目撃し、羨ましく思う。早速、タラちゃんを子どもに見立て、「あーん」とプリンを食べさせようとする“ママごっこ”を仕掛けるも、タラちゃんから「僕は赤ちゃんじゃないです」と拒否されてしまった。

 そんななか、サザエが赤ちゃんのいる友人宅へ訪ねる予定を聞きつけると、「私も行く!」と大喜び。積み木や絵本、タオルなど“ママセット”を入念に準備し、いざ友人宅へ。そこでのワカメは、赤ちゃんを抱っこをしながらオモチャのガラガラであやしたり、「うまうま」と言いながらごはんをあげたりと、すっかり“ママモード”全開。そんなワカメの熱心な姿に、サザエは「まあ!」といたく感心する。

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 帰宅後、サザエは家族たちに「すっかりお母さんの顔になってなのよ」とワカメの奮闘ぶりを報告。波平は「大したもんだ」と褒め、マスオも「ワカメちゃん もういつでもお母さんになれるね」と太鼓判を押すのだった。

 また後日、ワカメはイクラちゃんとタラちゃんに絵本を読んであげることに。イクラちゃんの絵本を読み終わり、次にタラちゃんの絵本を読もうとすると、イクラちゃんは「もう一回読んで」といわんばかりに「ハーイ!」と懇願。「僕も読んでもらうです」とタラちゃんが対抗し、2人のケンカが始まりそうになると、ワカメは「イクラちゃん。次はタラちゃんの番ね。その後で読んであげるから」と優しい口調で諭して事態を沈静化。この光景を目の当たりにしたタイコは、「やっぱりワカメちゃんはママの才能がありますね」と感心し、マスオも「素質があるんだろうね」と改めて称賛。みんなからお墨付きをもらったワカメは、「私、もっともっとママの練習するわ」と、ますますモチベーションを高くするのだった。

 この放送に対して一部視聴者は、マスオの「ワカメちゃん もういつでもお母さんになれるね」というセリフに反応してしまった様子。ネット上では「エロ同人のセリフ」「一瞬変な意味で解釈しちまいました」「小学生に向かっていつでもお母さんになれるねはちょっと…」「ド下ネタにしか聞こえない」などとざわつくことに。

 当のワカメは、マスオのこの発言に笑顔で「うん!」と元気よく返事をしている。大きなお友達のみなさんには、大いに反省してほしいものだ。