アンジェラ・アキが号泣した恋愛小説

芸能

更新日:2012/8/1

 独特のピアノ弾き語りで人気を集める、シンガーソングライターのアンジェラ・アキ。代表曲『手紙 ~拝啓十五の君へ~』など、“泣ける歌の名手”としても知られる存在だが、そんな彼女が思わず“号泣した本”を、『王様のブランチ』のインタビューで明かした。

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 気になる号泣本は、さまざまな国でベストセラーとなったという長編小説『ガーゴイル 転生する炎の愛』(アンドリュー・デイビッドソン/徳間書店)。700年の時を超えて愛し合う男女の過酷な運命を描いた、壮大なラブストーリーだ。アンジェラ・アキは、「ほんとうに素晴らしい物語」と大絶賛。愛というのは自分が感じ取れる以上のものだという、その大きさに圧倒され、読後に号泣したそうだ。

 さらに、「ミステリー好き」だという彼女は、『クリスマス・プレゼント』(文藝春秋)もピックアップ。こちらは映画『ボーン・コレクター』の原作者としても知られるジェフリー・ディーヴァーによる、大どんでん返し連発の短編集で、「(この作品より)いいものがあるのなら教えてほしいくらいです」と話すほどのオススメ度だった。その影響か、番組放送後からamazonでも本作が一気に売り上げランクを上げている。また、最近買った本として、東村アキコの育児エッセイマンガ『ママはテンパリスト』(集英社)も紹介。今年、男児を出産したばかりのアンジェラらしいセレクトだ。

 感情豊かに歌い上げる姿と同様に、熱っぽく愛読書について語った彼女。見ているこちらも「読んでみたい!」と思ってしまう、実に説得力あふれるものだった。ジョージ・ワシントン大学出身という才女でもあるアンジェラが、今後、どのような本にハマるのか。ぜひ注目していきたい。