衝撃! 韓流イケメンは8割がマザコン!?

公開日:2012/8/28

 韓流ドラマブームに、K—popブーム、今や奥様方だけでなく若い女の子たちも韓国男子に韓国アイドルに夢中だ。ところが、そんな韓国男子たちが実はマザコンだった!? との衝撃情報が発覚した。

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 8月24日に発売された『韓国男子の8割はママボーイ!』(小栗香織/主婦と生活社)は、実際に韓国人男性と結婚した著者の経験と、有名な韓国ドラマを用いながら韓国人男子の真の姿について語っている。同書よると、韓国男子の8割が母親とのつながりが強いママボーイ=マザコンだというのだ。

 『美男ですね―イケメンですね―』でチャン・グンソクが演じたファン・テギョンも、その代表的な例である。国内で人気のイケメングループA.N.JELLのリーダーを務めるテギョンは、幼い頃に母親に捨てられたという思いがあり、その反動でマザコンになってしまっているのだ。

 さらに『冬のソナタ』、『東のエデン』のように、息子の恋愛や結婚に口出しする親も多い。なかでも姑が嫁を気に入らない限り、結婚することは困難なのだ。

 特に家を継ぐ長男の場合、親と同居したり面倒を見ることも多くなる。それに、韓国では男性側が結婚後の住居を用意しなければならない。日本のように「賃貸でいっか」という文化ではないので、結婚にはものすごくお金がかかるのだ。その援助をしてもらう両親に反対されてしまえば、なかなか強行することはできない。

 しかし、韓国男子が母親の言いなりになってしまうのには経済的な理由だけでなく、韓国の家族に対する考え方も大きく関わっている。

 韓国ドラマを見ている人ならば、韓国の家族が強い絆で結ばれていることがわかるだろう。家族を1つの単位として考える韓国では、新年の「ソルナル」や旧盆の「チュソク」、お墓参りなどの伝統行事はもちろん、誕生日や結婚記念日など一族のイベントをみんなでお祝いすることがなかば義務化されているのだ。さらに儒教の考えも深く根付いているので、親や目上の人を敬う気持ちはどこよりも強い。

 だから兄弟もすごく仲が良いし、『天国の階段』ではチェ・ジウ演じる妹のチョンソに角膜を与えるため、兄のテファが自ら命を絶ったりもする。こんなふうに家族のためを思って行動できるところも男らしく、日本人女性を惹きつけてやまないのだろう。

 日本では敬遠されてしまいがちな「マザコン」も、ここまでくればもはや魅力的。この本を読んで、ママボーイの魅力を理解すれば、韓流ドラマもK−popも、もっともっと楽しめるようになるかも!?