「kobo」「kindle」 電子書籍リーダー新製品が相次いで発表される

「Kobo Arc」

　電子書籍リーダーの「kobo」と「Kindle」の新製品が相次いで発表された。

　koboが発表したのは、「Kobo Mini」「Kobo Glo」「Kobo Arc」の3種類。
　最も小型の「Kobo Mini」は、従来の「kobo Touch」の6インチに対して、5インチのディスプレイを採用したモデル。「Kobo Glo」は、フロントライト搭載で明かりが無いところでも読書が可能に。明るさの調節も可能でディスプレイは6インチ。「Kobo Arc」はAndroidを搭載したタブレット端末で、カラー7インチディスプレイを搭載。読書だけでなく、映画やWebサイトなども楽しめ、18Gバイトと16Gバイトのモデルが用意されている。

「Kobo Glo」はアメリカやカナダなどでは予約の受付が始まっているが、日本での展開時期はまだ未定となっている。

　Amazonは、「Kindle Paperwhite」「Kindle Fire HD」の2機種を発表。
「Kindle Paperwhite」は大きさは6インチと従来モデルと同じだが、「Paperwhite」という新開発のディスプレイが採用され解像度が向上、フロントライトを搭載する。3G回線のモデルとWi-Fiモデルの2種類がラインナップされている。「Kindle Fire HD」はHD解像度のカラーディスプレイを採用し、Androidを搭載したタブレット端末。7インチと8.9インチのモデルがあり、それぞれ、16Gバイト以上の容量のモデルが複数用意されている。

　現在Kindleは日本版の展開は行っていないので、日本での発売時期はいまのところ未定だが、Amazonのサイトで“近日発売”とされているので、これらの新製品を手にする日も近いのかもしれない。