離婚危機も!? 寺島しのぶの激しすぎる家庭生活 

芸能

更新日:2012/9/20

 先日、第一子となる男児を出産したことを発表した女優の寺島しのぶ。出産後は公式ブログにて半裸で授乳していることを明かし、「こんなんだったら外で授乳なんかimpossibleです。公然わいせつ罪で捕まります。どうしよう。」と寺島らしく豪快で微笑ましい悩みを綴っている。

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 こうして無事、念願の出産を果たしたわけだが、しかし、そこに至るまでに、じつは離婚の危機があったというのだ。

 離婚危機を告白しているのは、『柳美里対談集 沈黙より軽い言葉を発するなかれ』(創出版)に収められた、柳美里との対談上でのこと。なんでも、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞にあたる銀熊賞を受賞した主演作『キャタピラー』に対して、フランス人である夫に“ベストパフォーマンス”と褒められたらしいのだが、それについて寺島は、
「結婚してから良い作品に巡り合えていなかったので、“こいつが疫病神か?”と思い始めていたから、良かった(笑)」
と、過激な感想を述べているのだ。さらに、夫への不満は続く。

 「寺島しのぶらしさを消したのはあなたなんじゃないか、って本人に言っちゃったんです。なんで仕事が来ないんだ、結婚して変にハッピーになっちゃって、つまんない女優って見られてるんじゃないかとか。真剣に離婚を考えました(笑)」

 ……幸せな結婚生活のせい! とは、一見のろけのようにも思えるが、実際、夫に言ってしまってることを考えると、離婚は結構本気だったのかもしれない。

 脱ぎっぷりのよさでもよく知られているが、この対談でも、じつにあっけらかんとした語りで、プライベートから仕事のことまでをさらけ出している寺島。幼少期から美人の母・富司純子と比べられてきたことにも「いいよ別に、美人じゃなくてもみたいな(笑)」と笑い飛ばし、たまに覗くという2ちゃんねるで“福笑いの間違っちゃった顔”と書かれていることを「けっこう気にするんですよ」と明かしている。

 また、虐待したり子どもを殺してしまう母親役のオファーが多く、“子どももいないのに演じていいのか”と断り続けてきたことも告白。もしかすると、出産した今後はこうした役選びにも変化が訪れるかもしれない。日本映画界屈指の演技派女優の復帰作がどんなものになるのか、大いに期待したいところだ。