初脚本書き下ろしの連ドラ『高校入試』スタート! 湊かなえ作品売れ筋ランキング

なんでもランキング

更新日:2013/8/2

10月6日(土)よりスタートするフジテレビの連ドラ『高校入試』。主人公の英語教師役を長澤まさみが演ずるこのドラマ、なんとベストセラー作家の湊かなえさんが初めて脚本を書き下ろしたことで話題になってるラコ。出演する役者に合わせた「あて書き」ではなく、プロデューサーと約2年がかりで完成させたそうだよ。そこで今回は連ドラスタートにちなんで、今年売れた湊かなえさんの作品を上位5位まで紹介するラコよ!
※ランキングは2012年1月1日~2012年9月30日 日販 WIN+調べ

1位
人の死の瞬間を見たいと願う女子高生の衝撃的な夏休み
少女 (双葉文庫)
少女 (双葉文庫)
  • 著者名:湊かなえ
  • 発売元 : 双葉社
  • 価格:669円

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。

2位
「犯人を見つけなければ、納得できる“償い”をしろ」と言われたら…
贖罪 (双葉文庫)
贖罪 (双葉文庫)
  • 著者名:湊かなえ
  • 発売元 : 双葉社
  • 価格:669円

15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた4人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った―あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した4人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?

3位
手紙のやりとりから過去の「事件」の真相が明かされていく
往復書簡 (幻冬舎文庫)
往復書簡 (幻冬舎文庫)
  • 著者名:湊かなえ
  • 発売元 : 幻冬舎
  • 価格:630円

高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子六人に会いに行く。六人と先生は二十年前の不幸な事故で繋がっていた。それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、六人目となかなか会う事ができない(「二十年後の宿題」)。過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かされる。感動と驚きに満ちた、書簡形式の連作ミステリー。

4位
松たか子さん主演で映画化もされた衝撃のデビュー作
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
  • 著者名:湊かなえ
  • 発売元 : 双葉社
  • 価格:669円

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。

5位
女性の美しさへの羨望と嫉妬と憶測報道の恐ろしさ
白ゆき姫殺人事件
白ゆき姫殺人事件
  • 著者名:湊かなえ
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:1,512円

美人会社員が惨殺された不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。同僚、同級生、家族、故郷の人々。彼女の関係者たちがそれぞれ証言した驚くべき内容とは。「噂」が恐怖を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも―ネット炎上、週刊誌報道が過熱、口コミで走る衝撃、ヒットメーカーによる、傑作ミステリー長編。

「後味が悪い」「イヤな気分になる」、“イヤミス”の女王・湊かなえさん。誰もが目を背けたくなるような心の悪や暗さを見たいという人間の欲望を見事に突いているよね。 他にもこんなテーマのランキングが知りたい! というのがあったら @bookrako までよろしくラコ!