中山美穂が内股すぎる!? 姿勢と健康の深い関係とは

健康

更新日:2012/10/18

 中山美穂向井理主演で現在公開中の映画『新しい靴を買わなくちゃ』。パリを舞台に繰り広げられるラブストーリーで、同じくパリ在住の中山が久々に女優復帰したことで注目を集めているが、じつは密かに、もうひとつ話題になっていることがある。映画ポスターや小説版のカバーに映っている中山の立ち方が「内股すぎるのでは?」という声が挙がっているのだ。

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 しかし、ここで中山が身に付けている赤いワンピースと同色のガーリーなストラップパンプスというスタイリングには、このかわいらしいポージングはピッタリ。とくに近年は“ゆるふわ女子”ブームも相まって、ファッション誌でも内股のポージングが大流行中で、そのせいか巷でも、“行き過ぎた”内股女子が増えているようだ。だが、内股にはさまざまな弊害も。内股をつづけていると骨盤が歪んでしまったり、股関節痛に繋がるという怖い指摘もあるのだ。

 このように、何気ない身体の癖は、健康上よくないこともたくさん。たとえば、悩みとしてもよく挙げられる猫背も、そのひとつ。猫背でいると、全身が疲れやすくなり、肩こりの原因にも。評判を呼んだベストセラー本をさらに読みやすくした『ビジュアル版 ねこ背は治る!―姿勢が変わると人生も変わる!』(小池義孝:著、アザミユウコ、さわたりしげお:イラスト/自由国民社)によれば、まず呼吸法を「安定した深呼吸」である「真呼吸」に変え、さらに重心のズレによって起こっている猫背を正しく治すことで、健康になるだけではなく気持ちも前向きになるのだとか。

 また、さらに姿勢と病気の関係を知りたい人には、『弱った体がよみがえる 人体力学』(井本邦昭/高橋書店)がオススメ。姿勢のもととなっている身体の構造を知り、効果的に身体を動かすことで、腰痛や頭痛、ひざ痛、手足の冷え、生理痛、便秘などといった悩みを解消しよう! という1冊だ。

 つねに身体を意識することで、内股も猫背も、病気の原因にもなる姿勢は変えられるもの。女優やモデルを真似るのは、合コンの場のみに留めるのがよさそうだ。