【連載】第6回 外貨預金で利益を出すコツ (1)

更新日:2017/6/21

外貨預金で利益を目指すには、大きく分けて2つの方法があります。
ひとつは「為替レートの変動から、レート差によって利益を得る」方法。
もうひとつは「長期的な運用により、利息を得る」方法です。

今回は「為替レートの変動から、レート差によって利益を得る」方法についてのお話です。

為替レートの変動から差益を得る基本は、「円高のときに外貨を購入し、円安になったら売る」こと。
そのためには、為替レートの動きに注目し、各国の政治・経済情勢を確認することが大切です。

アメリカやヨーロッパ、日本の中央銀行による政策金利の発表、世界各国の経済ニュースは、為替相場にも大きな影響があります。

たとえば、アメリカの雇用情勢を調べた景気関連の経済指標である米雇用統計。
(発表(日本時間):原則毎月第1金曜日 22時30分 (夏時間適用中は21時30分))
この米雇用統計の結果によっては、瞬時に為替レートが50銭ほど動くこともあります。

経済指標の発表であれば、発表時間が決まっているため、その時間に合わせて取引することは可能でしょう。しかし、突発的なニュースを1日中常に確認し続けることは不可能です。その場合には、外貨普通預金で使える「指値」「逆指値」という注文方法があります。

この注文方法は、いくらレートが上がったら買うか、下がったら売るかをあらかじめ決めておき、そのレートに達したら自動的に売り買いがなされる注文方法です。

ジャパンネット銀行の外貨預金サイトで指値注文についてさらに詳しく
各国の指標発表日を確認 経済カレンダー
 

【外貨預金に関するご注意】
外貨預金は、外貨建ての預金であり、外国為替相場の動向等によっては、払戻時の円貨額が預入時の円貨額を下回る等、元本割れが生じるリスクがあります。預入時および払戻時には、為替手数料(5銭~30銭)をご負担いただきます。預入レート(円貨から外貨に替えるレート)と払戻レート(外貨から円貨に替えるレート)には為替手数料が含まれております。外貨預金は預金保険の適用対象ではありません。取引を開始するまたは継続して行う場合には、約款および商品説明書をお読みいただき、取引の仕組みやリスクについて十分にご確認いただき、自己の責任においてお取引をいただきますようお願い申し上げます。(株式会社ジャパンネット銀行)

第7回につづく





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