視える人たちの散歩ってズルイ！ 楽しすぎる霊感つきパワスポ巡り

恋愛のご利益がある東京大神宮、東京のヘソ大宮八幡宮、パワースポットで名高い高尾山、そして海外まで。普通の人には見えないけれど、そこにはパワーの源である何かがいるのです。この世の物ではないものたちとの恐ろしい触れ合いを描いたコミックエッセイ『視えるんです』の著者伊藤三巳華さんが、自身の霊感を発揮して様々なパワースポットを巡ります。

『視えるんです』では著者と禍々しいものたちとの触れ合いが余すことなく描かれていて、心臓ドキドキしながら読みましたが、このスピ散歩にでてくるのは同じこの世のものではないものでも、禍々しさゼロ。その真逆、神々しさが満載です。東京八幡宮では入り口からいきなり艶やかな着物を着た大きな人がお出迎えしてくれます。伊藤三巳華さんいわく、神社にはこういう大きな案内人さんみたいな人がいるらしいです。江ノ島に向かうと大きな神様みたいなものがピョコンと島から顔を出したり、明治神宮では神様になったつもりの幽霊に会ったり。そしてそして、高尾山ではなんと屋根の上に休憩中の天狗たちが！！ 見たいぃぃ～～うらやましい～～！！ 私、高尾山大好きでよく行くんですが、一回も見た事ありませんよ！いいないいな～。霊感があると大変なことばかりかと思ってましたけど、スピ散歩はめちゃめちゃ楽しそうです。

ちなみにこれを読んで、私は大宮八幡宮へスピ散歩に行きました。この漫画みたいに木の声は聞こえなかったけど、「みんなお話してるんだな～」「この狛犬はタヌキなんだな～」とか思うことができて、普通の散歩とはまた違う感じでとても楽しめました。これからもたくさんのパワースポット巡りをお願いします。ちなみに私のリクエストは恋愛成就の神社、今戸神社です。いつかぜひ！