凄惨に死に逝く少女達…コレは萌えではない! 燃えである!
公開日:2013/9/30
みなさん、お早うございますコンニチハ今晩は。矢追純一さんのUFO特番が大好きだった中國卓郎です。「本書のレビューを書きませんか?」と担当編集者さんに薦められたのがきっかけで、ワタクシ今回初めて本書を読みました。
まずKinleの価格設定に「や、安っ!?」と驚きつつダウンロード開始。その最中に飛び込んできた各巻の表紙から漂うフェチ感に「あ~ハイハイ。ちょっとエッチな萌え系作品ね! OK把握」なんて思った僕はバカでマヌケでアサハカでした! もう本当にゴメンナサイでスミマセン!
そりゃ確かにこの『極黒のブリュンヒルデ』は、とある高校天文部員達のオハナシですよ? ドジっ娘ヒロイン、ゴスロリなツンデレ、関西弁のエロ娘、巨乳と各種“属性”を取り揃えてますしもういっそ「てんもん」って呼んじまうかコレ…なんて作品だったらどんなに良かった事かって良いのか? 悪いのか? イヤそんな些細な事ぁどうでも良いんです! 何より大切なのは、この作品が凄まじく面白いって事なのですから!
「破激」「予知」「操網」「転位」と様々な能力を持つ少女達。彼女達はある機関によって人為的に造られた魔女であり1日1回「鎮死剤」を服用しなければ全身から血を流しドロドロに溶け死に至る。そしてそんな少女達を守るために非日常の世界へ飛び込んだ少年。やがて彼らに刺客として強力な魔女達が放たれる…。と、見た目に反して中身は非常にシリアスなSF作品です。
それと同時に凄惨、萌え、絶望、お色気、死、恋と言った相反するキーワードが矛盾する事なく共存している作品でもあります。見た目に惹かれた方もそうでない方もとにかくイッペン試しに読んで戴きたいと思う次第です! だってきっと読み始めたら止まらなくなりますから♪つ~訳で続きが気になって仕方がない“こちら側”で僕ぁ皆様のお越しをお待ち致しております。
これ、第1話の1ページですぜ
そう言う作品ではないですがそう言う作品でもあります
はい! ツンデレってやつです
そう! ツンデレってやつですね
自分の誕生日、友達の誕生日、そして泣く少女