GPS携帯ユーザーなら礼儀として必読! 20世紀物理学の天才の素顔と「やさしい相対性理論」
更新日:2011/9/21
以前取材で伺った竹内さんとは下の名前が同じ。 ご一緒のマネジャーさんとは苗字が同じであった。 「竹内 薫さん(著者)」 「藤井かおりさん(マネジャー)」 「藤井 薫(私)」。。。
互いに名詞を見つめ、 その偶然に一瞬、時空が伸縮した!? 時間も空間も人間(じんかん)も、 ものの見方によって、つまり、 観測者によって離れたり近づいたりする。
これも相対性理論のしわざか?
そんなスゴイ事を発見した アインシュタインの人間性と理論を、 数式を使わない解説と、 ドラマラスなエピソードでわかりやすく 伝えてくれる竹内薫さんは凄イィ。
「私には特別な才能があるわけじゃない。 ただ情熱的な好奇心をもっているだけさ。」 70のエピソードの後にある 「アインシュタインの言葉」 のひとつひとつが深イィ。
20世紀物理学の天才は、哲学と音楽と詩。 そしてなにより、好奇心の天才であったのだ。 彼のどこまでも純粋な好奇心こそ、 光速で時空を超えたのではないだろうか?
天才には脳障害があり、 短期記憶に問題があったこと。 1922年の来日時、 列島中がフィーバーに沸いたこと。 餅つきに興味をしめし、 赤い鉢巻をしめてついたこと。 ブラウン運動の理論は、 金融のデリバティブ計算の元になっていること。 (深読みすれば)相対性理論=「間主観論」は、 国際平和の鍵であること。 さらに、 みなさんのGPS携帯は、 相対性理論のおかげで時間補正できていること。
これまでアイシンシュタインが何者か知らない人。 相対性理論が、 人類にとって何故スゴイのかを知りたい人。 必読である。
iPhone片手に上空2万㎞のGPS衛星を実感しながら、 読んでほしい。
数学が苦手な人も安心。数式はほとんど出てこない。相対性理論の不思議さと、アインシュタインの人柄に、不思議と引き寄せられる
「つむじ」の箇所に障害があったゆえに、視覚イメージのひらめきに卓越した能力が開花した
1922年の来日時のエピソードが面白い。講演料のスッタモンダも面白い
「観測者」が違えば「観測結果」も異なる。この法則は、男女間、上司と部下、異文化間交渉でも、忘れてはいけない
70のエピソードの後にある「アインシュタインの言葉」のひとつひとつが深イィ。その言葉は、ニーチェや道元と同根である