現代の病理「誇大自己症候群」 ―“普通の子”がなぜ凶行に走るのか

レビュー

著者は本書の冒頭に、長崎で起きた児童殺害事件と、佐世保で起きた小学児童の同級生殺害事件をあげる。事件を起こす少年・少女の年齢がどんどん下がり、同時にかぎりなく「ふつう」に近い子供によって残虐な行為が…

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