言葉の絶望性をめぐって展開する切なく痛いダーク・ファンタジー

レビュー

「バベル」というのはみんな知っている。バベルの塔とかいう。なんかこう、人間が高い塔を建てて神様に崩されるお話だ。そんな具合に、みんな知っているけれど、もともとを読んだ人は意外に少ないのではないか。読…

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