占いや血液型などと並ぶトークのネタ「出身地」。オフィシャルネタとしてビジネス場面でも有効!
更新日:2011/9/12
出身県でズバリわかる相性
ハード : PC/iPhone/iPad/Android | 発売元 : sohbi |
ジャンル:趣味・実用・カルチャー | 購入元:電子貸本Renta! |
著者名:創美出版 | 価格:105円 |
※最新の価格はストアでご確認ください。 |
ふとけんが以前に勤務した野村IRの会長であった元・野村證券常務の津田晃氏(「どんな人にも大切な「売る力」ノート」の著者<2010年2月刊> )は、野村證券時代から「営業の神様」と言われていましたが、ふとけんの記憶に残っているのは津田氏から聞いた「苗字」の話です。
その内容は「苗字はだいたい出身地と関連していることが多い。たとえ本人でなくともその親や親戚などが何かしらその地に関わりを持っていて、そこからルーツにかかる話ができることが多い」というものです。
ビジネス、恋愛、友人など人間関係の構築において、人は自分のことを知ろうとしてくれる人、自分に興味を持ってくれる人には好感や親近感を抱くことが多く、ぐっと距離感を縮めることができます。その距離感を縮める重要な話題の1つが「出身地」です。
ふとけんの経験では、血液型や誕生日などよりも警戒感を抱かせません。そして特にビジネスの場面などでは、「出張で行ったことがある」「○○の支社に□年いた」などといった相手のバックグランド情報を引き出すこともできますし、お国自慢的な要素や武勇伝(?)なども出てきて、盛り上がることあります。
電子書籍としての検索性はお世辞にも高いとは言えない本書ですが、それを逆手にとって「探す手間」「たどり着く手間」を楽しむことができます。木曜夜9時の人気バラエティ「秘密のケンミンSHOW」などと組み合わせて、ご当地ネタの仕入れ強化をご提案します!
目次ページがこれ。北海道、東北地方が第一章、関東地方が第二章…と地域別に章立てがされており、その下に(1)北海道、(2)青森県…と都道府県別に分かれています。残念ながら、読みたい県をタップしても飛ぶ機能は付いていません。出版社の方、バージョンアップするときは、ぜひともよろしくお願いします!
ふとけんの嫁は愛知県出身なので、嫁の「本性(!)」を探るべく愛知県を探すと第3章の(9)で発見! 各都道府県のノンブルが記載されていないため、メニューの機能を使って「近そうなノンブルを探して」本文ページにたどり着くことになります
機能を確認するページです。本書の場合は横書きなので、右側をタップすると次ページに進み、左側をタップすると前ページに戻ります
真ん中をタップすると、下部にメニューのボタンが登場します。この画面ではノンブルが確認できます(下部中央の数字)。温度計のようなバーを動かして好きなページを探すこともできます。「?」をタップすると、機能を確認するページに飛びますが、「×」をタップすると読書が終了してしまうので注意!
ふとけんは岡山県出身! ということで、たどり着いたのがP78。見出しには「頭のキレる先見性の持ち主」。褒められて悪い気はしない! よしよし! と思いながらも読み進むと、お国自慢で「平均初婚年齢日本一」「降水量の少なさ」など、言われてみれば! と思う心当たりが満載です
続いて嫁の出身地「愛知県(P23)」に。「金銭にはシビアだが、派手好き県民」と書かれていて、前半は合っている! と納得。結婚式は確かに東京や岡山の常識を超越していたなぁ、ということを思い出す。地元愛も確かに強い! 「クルマはトヨタ」が小さい頃からの教育&口癖なので、マツダ派のふとけんとは相容れない。。。
本書は全部で253ページの仕様。サブタイトル「出身県でわかるアノ人の性格? 自慢も恥も大公開!」はコンパクトな本文の内容をうまく言い当てています