約140年前の名作!! 現代に通ずる福沢諭吉の教えを手軽にコミックで

更新日:2011/9/6

学問のすすめ ─まんがで読破─

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : イースト・プレス
ジャンル: 購入元:電子貸本Renta!
著者名:福沢諭吉 価格:210円

※最新の価格はストアでご確認ください。

皆様、ど~もです! 矢澤りえかでござる。
先日、東急東横線に乗り、日吉の方までBBQしに行ってきました。炎天下で飲むビールは最高―――っ!!
  
って話がずれましたが、日吉には慶応義塾大学がありますよね! 慶応義塾の創始者として、そして1万円札の顔として有名な福沢諭吉。彼の著作である『学問のすすめ』は、誰もが1度は聞いたことがあるタイトルだと思います。日本史のテストにもでましたよね~。

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しかし、どんなことが書いてあるのか、内容を知っている人は少ないのではないでしょうか。現に、私も知りませんでした。ただ、『学問のすすめ』というタイトルだけあって、おかたい印象を受けますよね。私も食わず嫌いなところがあって、敬遠しておりました。
  
そこでオススメなのがこちら。
  
まんがで読破できちゃうし、サラサラ~っと頭に入ってくるのです。『学問のすすめ』本編だけでなく、福沢諭吉の生涯も描かれていて、どのような経緯があって執筆したのかということもわかります。
  
で! 『学問のすすめ』本編についてなんですけど、いやぁ驚きました。これ、本当に約140年前(1872年初版)の本なの?! だいぶ噛み砕かれて描かれてはいるものの、現代に十分すぎるほど通用する啓蒙書だと思います。クオリティ高っ!!! 論理的で、人間的で、現実的。人間の目指すところってこういう所なのかな~とか考えちゃいました。特に、ビジネスマン、道に迷っている人、学生に読んでもらいたいです。世界が広がるかも。
  
あと意外や意外、福沢諭吉は1万円札のすまし顔とは別人のような熱血漢だなという印象を受けました。私、彼が育った中津に行ったことがあるのです。だけどその時は中津城にしか興味がなくて(笑) 諭吉がらみの所は全部スルーしてしまったのです。あ~行けばよかった。彼の軌跡を辿りに、中津に再訪したいなと思わせてくれた作品でした(*^^*)

でた!! 諭吉! このインパクトはすごい(笑)

世界に目を向け、受け入れようとする視野の広さはさすがです

今や日本を代表する名門校、慶応義塾誕生の瞬間!

意志と情熱が諭吉を動かす原動力なのだろう

現代人にもしっくりする