読むだけでも癒やされる!? パリのカフェめぐり
公開日:2011/10/25
カフェでコーヒーを飲みながら過ごすゆったりとした時間――恋人と友人と、そして1人でも楽しめるのがカフェのいいところ。そんなカフェ好きの女子にお勧めしたいのが、「パリ・カフェ・ストーリー」です。「パリにまで行く時間もお金もない」などと言わずにまずダウンロードしてみてください。著者といっしょに紙上カフェ巡りをしている内に、まるでカフェにいるかのような、のんびり、ゆったりした気分になりますから。
日本にもすてきなカフェがたくさんありますが、カフェと言えばやはりパリ。奥深さが違います。本書に集められているのは、個性派のカフェ。インテリアを白に統一したブティックのカフェから、ライブラリー・カフェ、クリエイターズ・カフェ、ミュージアム・カフェ、ホテルのカフェなど、個性たっぷりの魅力的なカフェです。
パリに行く予定は今のところないけれど、本書を読んで私が行ってみたいなぁと思ったカフェをご紹介します。
まずは、ルーブル美術館にある「ル・カフェ・マルリー」。クラシックすぎず、モダンすぎないデザインが美しいこのカフェは、リシュリュー翼の回廊を利用しています。奥にとびきりシックなサロンがあり、一番奥の部屋からはなんと、ルーヴル美術館の展示室を見下ろすことができるそうです。
そして、旅好きの私が注目したのは、ベル・エポックの装飾がみごとな駅のカフェ、ビッグ・ベン・バー。リヨン駅には、駅のレストランとは思えないほど豪華な「ル・トラン・ブルー」というレストランがあるのです。そしてそのレストランに併設されたカフェ「ビッグ・ベン・バー」も、とてもすてきなカフェだそうです。こんなカフェでまったりとした時間を過ごしながら、列車を待ってみたいものですね。
本書には、趣のある外装におしゃれな内装とカフェの魅力をたっぷり伝える写真も多数掲載されていて、気になるカフェをあげだしたらきりがありません。カフェにまつわる話を読むと、「カフェへの想い」もますます募ります。カフェ好きのみなさんもこの本を読んで、気になるカフェをチェックしてみてはいかがでしょうか?
本書では、旅行者が行きやすい場所にあるカフェが選ばれています。パリのカフェでゆっくり過ごす旅を想像してみるのも楽しいものです
目次には、個性豊かなカフェが並びます。お好みで、気になるカフェから読んでみるのもよさそうです