読んで呼び覚ませ! 貴方の中の「M」魂!(責任は取れません)
更新日:2011/9/5
月光の囁き (1)
ハード : PC/iPhone/iPad/Android | 発売元 : 小学館 |
ジャンル:コミック | 購入元:eBookJapan |
著者名:喜国雅彦 | 価格:432円 |
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みなさん、おはようございますコンニチハ今晩は。
「絶対領域」ってウマイ例えだと思う中國卓郎です。
絶対領域ってのはメイドさんのニーソックスとスカートの間、つまり生足な太もも部分の事です念のため。その気高く可憐な存在でありながらも瑞々しい魔性の艶かしさと、荘厳なる神聖さが同居する絶対的な聖地! これを「絶対領域」と呼ばずして何とする!
さぁ泣け叫べ! ひれ伏せ! 命乞いをしろ! そして崇めるのだフハハハハーッ!
…取り乱しました。
とにかく! まず大前提としてハッキリさせたく思うのですが、ワタクシはメイドさんにも絶対領域にも、そこまでの思い入れや情熱を持ってません!
本当ですお願いです信じて下さいガチでマヂで!
だがしかし「アレは良いものだ」って気持ちもワカリマス。と言うか「俺マヂ興味ねぇから!見たくもねぇし!」等と言う男性がいたとしたら、個人的にはそれは非常にモッタイナイ事だと思う訳ですよ!
でも、その「思い」があまりにも強くなり過ぎると…
本書の主人公、日高拓也は中学三年生にして非常に「個性的な」性的嗜好の持ち主である。彼は同じ剣道部の北原紗月に恋心を抱いているのだが、その思いの大部分は彼女に…と言うよりは彼女の「足」に向けられている。そう、彼は「足フェチ」なのだ。
そりゃ健康な中三男子です。頭の中なんてアレの事でイッパイです。
つ~かアレの事しか考えてません当然です!
とはいえ、なんせ彼は若干「特殊」なので、当然それに対しての葛藤や苦悩を…する前に憧れの北原紗月から「私…日高君の事、好き…」と告白されます。しかも彼女は更に続けて言うのです…
「日高君を好きになった理由、百個ぐらいある」
ってなんだそれオイ! あ~あシラけちまったぜ、後は若い人同士で勝手にヤってくんな! なんて思いきや思春期の恋愛はここで完結せず、むしろここから始まるのです。「個性的な」性的嗜好を持つ拓也と、「ノーマル」な紗月。15歳の二人の恋愛は、やがて「文学」していきます。ソシテ、カノジョハ…
ところで文学、官能、エロ、変態、そこに明確な差異は存在し得るのでしょうか? って、そんな細かいことはきっとどうでもよいのです。すなわち「ヤラシイはタダシイ!」大雑把に言っちゃうとそういうことなのでしょう。つまり…
こ の 作 品 は 正 義 !
第一話冒頭、え~と…ウンなるほど!
舞台は香川県。女性の方言って素敵ですよね
文学です!
実は主人公は拓也ではなく、彼女なのかもしれません
だから…文学! 文学だと思いますっ! (C)喜国雅彦/小学館