唯一無二なる言語感覚がアナタの脳に積極･直突撃！

みなさん、おはようございますコンニチハ今晩は。
　　
イキオイでiPad2を購入した中國卓郎です。
　　
全く便利なもんがあったもんですなぁ。
　　
まぁ寝転がって読むのにはあまり適してないですが、良いキッカケなので今後の読書の際には、作者に敬意を払い、そして作品と真摯に対峙するためにも、しっかり座して読むつもりです。すなわち、これぞ正しく覚悟完了って訳であります！

と、いう訳で「覚悟のススメ」のレビューなのですが、まず何よりも、作品タイトルを紹介するだけでこんなにも行数を使う事になるとは思いませなんだ…。
　　
「兄弟喧嘩（ただし地球規模）」
　　
この作品、要約しちゃうとこんな感じです。まぁ要約し過ぎた実感はありますよもちろん！ でもともかく、そんな人類の存亡を賭けた、迷惑極まりない兄弟喧嘩が繰り広げられるのです。
　　
人類を悪鬼たる兄から守る弟の名は覚悟。彼の真面目で真っ直ぐな性格が、名前からも伝わってきます。対する兄の名は散。これ「ちる」と書きまして、はららと読みます。
　　
何というセンス！
　　
そう、この言語センスこそが「覚悟のススメ」最大の魅力です！ 読書中、僕は数々の名セリフに言語中枢を愛撫されているかのごとき錯覚にたびたび陥りました。その快感たるや「卓郎は今、極楽におりまする」といったとこでしょうか。
　　
洗練や流麗といった言葉と真逆な、無骨で愚直なでもとても「真っ直ぐな」この作品は、必ずやみなさんの言語中枢もメロメロにしてくれるハズです！ だからぜひとも、心を全裸にして向きあっていただきたいっ！ つまりそれが、
　　
「覚悟のススメを読む前の、心の準備のススメ」
　　
でございます！

どんな台詞もキザにならない。それが主人公、覚悟の魅力

問答無用の説得力です

純粋に格好良い名台詞だって（モチロン）満載です

ほのぼのとした親子の日常

いつか実生活で格好良く言ってみたい

どうですかこの説得力！ もはや何も言えません

全員、真剣！ だからこその破壊力　（Ｃ）山口貴由／秋田書店