美味しく、香りもお花も楽しめるハーブを育ててみませんか?

更新日:2011/9/5

香りだけじゃない! 花もきれいなキッチンハーブ

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : sohbi
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:電子貸本Renta!
著者名:創美出版 価格:315円

※最新の価格はストアでご確認ください。

ハーブが大好きな私“ぷりまべら”は、数ヶ月前、ハーブの苗を購入しました。ベランダに並んだのはローズマリー、コリアンダー、ミントと3種の鉢。大好きなコリアンダーはそのままおつまみに、ローズマリーは肉料理のつけ合わせに、そして夏になったら、ミントはミントティーに使用したり、ラム酒とミントでモヒートでも楽しもうかと思っていたのです。

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ところが悲しいことに、育てるのが比較的簡単だと言われているハーブだというのに、全てのハーブを枯らしてしまったのです。簡単だからとあまりにも適当に鉢に植え替え、水やりのタイミングも気にせず、ほったらかしすぎたからでしょうか。そのうち虫がついたりで、ついに全滅してしまったのです。かなりショックでした。

 
というわけで、今回、「香りだけじゃない! 花もきれいなキッチンハーブ」という本をダウンロードしてみました。

 
この本はハーブ初心者向けです。本書では、それぞれのハーブが4ページで紹介されていますが、まずは、きれいなお花をつけたハーブの写真を楽しめます。ハーブのお花は可憐な花が多く、なんとなく心が和みますね。

 
“栽培カレンダー”と“プロフィール”、“栽培のポイント”の欄でお目当てのハーブのおおよその特徴をつかんだ後は、かわいらしいイラストで図解された“栽培のしかた”、そして、“植え方・育て方”の欄で実際に栽培する際の注意点を確認できるようになっています。

 
ちょっとした豆知識が得られるのも本書の魅力。マロウというハーブをご存知ですか? 私はこのハーブのことを今回初めて知ったのですが、南国風の色鮮やかなピンク色の花をつけるハーブなんです。若葉は天ぷらやサラダの材料にも使えるようですが、なんとお菓子のマシュマロは、かつてはこのハーブ(マシュマロウ)の根を粉末にし、砂糖を加えてゼリー状にして作っていたそうです。

 
そして、私が育てたかったミントの欄を読んでみますと、ミントはギリシャ神話によると、ミンテスという美しい娘が嫉妬により化身させられた姿だということだそうです。

 
巻末にはハーブに関するお役立ち情報が載っています。ドライポプリも意外と簡単にできるようで、ハーブが無事育ったら、ドライポプリなんかも作ってみたいなぁと、夢がふくらみます。今度こそは、食べて美味しく、見て美しいハーブを育てられるよう、本書のアドバイスを参考にしてみたいと思います。ハーブを育ててみたいなぁと思っている方、そして、私のようにハーブを上手く育てられなかった方にお勧めの1冊です。

目次には、アーティチョーク、ディル、カモミールにバジルとおなじみのハーブの名前が並びます。お気に入りのハーブは見つかりましたか?

夏を代表するハーブは、バジルだそうです。そして、コスメハーブは昔から、薬や化粧品、香水、媚薬として使われてきたのです

ハーブの紹介は各4ページ構成になっています。かわいらしい花をつけたハーブの写真を見ると、未来の“我が家のハーブガーデン”のイメージがふくらみます

“栽培のしかた”はご覧のとおり、イラスト付きで分かりやすく解説されています。これなら初心者でも安心ですね