そんな博物館てあるの?! 信じられない施設が続出

更新日:2011/9/5

遊園地より楽しめるびっくり博物館

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 :
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:電子貸本Renta!
著者名:びっくりデータ情報部 価格:315円

※最新の価格はストアでご確認ください。

とにかく読んでビックリしたんである。世の中にはほんとかよと目を疑うような、珍妙な博物館がゴマンとあるのだ。
  
「いがらしゆみこ博物館」「長谷川町子美術館」「宝塚市手塚治虫記念館」「アンパンマンミュージアム」、とこの辺は漫画という巨大メデイアで活躍した巨人たちの博物館だから、あって当然というか、まあ驚きはしない。だけど同じ漫画でも、あの数々のカルト漫画家を世に送り出したマイナー漫画雑誌の名物編集長の「長井勝一美術館」というのには、ちょっとビックリした。いや、それは維持費は誰が出しているのか、まあいいけど。

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しかしそんなのは序の口だったのだ。続いて石原裕次郎、美空ひばり、加山雄三と芸能界のあのひとこの人を紹介する中に、「ジョン・レノン・ミュージアム」。えっ、外人もありか。しかもジョン・レノンがなぜ日本に。ヨーコさん関係か。オー、ヨーコ。
  
もうあとは突っ走る。
  
「博物館網走監獄」忠実に移植・復元された監獄舎。博物館じゃないじゃない。「明治大学刑事博物館」ギロチンや拷問具のレプリカを陳列。週末に実演パフォーマンスやってたらいやだ。「目黒寄生虫館」これ有名だね。寄生虫の入ったキーホルダーが人気スーベニールだそうで。
  
あまりに意外な博物館に読んでたまげるのもいいのだが、入場料、アクセス、館内の展示内容の詳しい紹介、と逐一書かれたデータを読んで出かけてみるもがもっと面白いだろう。カメラ、おもちゃ、レコードなどのコレクション関係の博物館や、気象、宇宙などの科学系の博物館など、自分の趣味にあった館を選べるのでひときわ楽しい。

メジャーからカルトまで、うれしい博物館の上がびっしり100以上

全国の所在地もきちんとマップ化されているのだ

キャンディキャンディの作者いがらしゆみこの博物館だ

こんな才能を育てたのが「ガロ」編集長 長井勝一

行きたいような行きたくないような

網走刑務所はなかなかたいへんなところだったのだ

ボタンの博物館というのもすごい