娘をも捨て駒にする、冷血な戦国大名・宇喜多直家が抱える悲哀 【直木賞ノミネート作】

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レビュー

自分の世界の法律となるのは、普通ならば、第一に自身の矜持だろう。だが、矜持は人を強くすれば、弱くもする。そればかりに固執しないところに、本当の強さがあるかもしれない。いざとなれば、善にも悪にもなる。…

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