シリーズ化を熱烈に望みます! ダンボールでできたハコイヌの買い主への思いに涙
更新日:2011/9/12
ダンボールで作られた、犬。
名前は「ハコイヌ」。
良くできたストーリーに感動し、涙しました。
ハコイヌの誕生物語である「ハコイヌ」と、現在のハコイヌ「ハコイヌのねがいごと」の2つのストーリーが収められていて、写真で展開していきます。
2つの物語はもちろんつながっているのですが、「ハコイヌのねがいごと」から読んでもストーリーに支障はなく、むしろ、回想物語として「ハコイヌ」の話を後で読むと、いっそう感動が大きくなりますよ。
この機能で面白いのは、文字だけの画面で中央をダブルタップすると、日本から英語、英語から日本語と表示が変更するので、ちょっとした英語の勉強にもなります。
文字の画面はそんなに多くなく、ほとんどが写真だけの展開なので、子供と一緒に見るときは「ハコイヌ」は今何を考えているのかな? なんて、想像したことを話し合いながら読んでも楽しい1冊です。
写真と文字を使った紙芝居型の絵本
文字だけのページの時に中央をダブルタップすると英語表記になります
無表情なハコイヌなんですが、ストーリーを追うごとに表情があるように感じてくるほどです