絶品カレーそば、アジの開き、いものこ汁…「おせん」シリーズの作者が描く自己流・家庭料理エッセイ

あたりまえのぜひたく。

ハード : 発売元 : 幻冬舎
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 累計発行部数100万部超えの大人気グルメコミック『おせん』シリーズの作者が描く初のコミックエッセイ。これまで15年以上にわたって料亭の女将を主人公にしたグルメ漫画で料理の神髄を追求してきた「きくち正太」が絶品手料理を紹介します。

 めんつゆで作る「ゆず風味こんにゃく」は、一見シンプルですが食べてみると奥深い味。包丁を研いだその日はビールと一緒に「アジの開き」を。「いものこ汁」は作者自らが掘り起こした芋を使い、新鮮なので、下茹でせずとも思わずとろけそうな一品が完成します。「大根フルコース」は、優しく身体に沁みる大根を丸々1本使い、食べ物のありがたみを感じます。お酒もハートランドにエビスビール、お燗、冷酒、そしてオリジナルの生しぼり果汁を使ったジンのカクテルなどが登場します。

 『あたりまえのぜひたく。』の料理に共通しているのは、全ての行程にこだわりすぎることなく、要点をしっかりおさえること。主役、脇役、と分けてそれぞれが持つべき役割を与え収めるべき場所におさめ、時間をかけるべきところにかけ、引き立て役を主張させすぎない。きくちさんの料理には、まさに漫画のテクニックのポリシーを感じます。

 オリジナルの「絶品カレーそば」には、玉ネギではなく長ネギを使います。他の具はなんと豚肉だけ。めんつゆもカレー粉も自家製です。なのに、麺は冷凍そばを使用するといいます。カレーでもなく、そばでもなく、単体で楽しまない「カレーそば」という融合した料理だからこそ、メリハリをつけるのがツウ。“カレーそばなのに、そばが上等すぎると勿体ない。それなら茹でたてをおつゆで普通に食べる“というのがポリシー。プロが作るわけでもないので、家で食べるのなら、扱いやすい冷凍麺のほうが人数が多くても困らないとのこと。

 料理本通りに作るものいいけれど、きくちさんのように自己流でサラッと料理できるのもかっこいいですよね。ぜひこの作品をヒントに、あなたのこだわりを探してみてください。


なんとも美味しそうなカレーそば

めんつゆ作りも要領よく

食材に詳しくなれそうです

溶けると感じるほど新鮮な里芋



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