人生の主役になるには、知の技術を手に入れることだ!
公開日:2011/9/4
商談をまとめる、プレゼンを通す、上司に掛け合う。
「交渉術」と聞いてイメージする仕事内容をいくつかあげてみました。
しかし、パワーワーカーだけが交渉術を必要としているわけではありませんよね。チームリーダーとしてスタッフの能力を発揮させる、査定を上げてもらう、部下に仕事をまかせる、デートに誘う、夫に家事を手伝ってもらう…。日常に交渉する場面は実は意外と多いもの。人に振り回されずに自分が主役の人生を送るため、少しでも交渉術を知っておきましょう。
本書は、交渉の鉄則、準備、実践編を中心に書かれています。大事な鉄則は「相手の自尊心を傷つけるな」「相手に好かれる」です。力や脅しで交渉することは結果的に大きな損害を出すことになるので注意が必要だと言います。
この鉄則を基本に、細かいテクニックが多く書かれています。例えば、欠点を話に混ぜる。これは、長所ばかりだと、逆に疑念を抱かせるので、欠点を混ぜると真実味を帯びてくるというテクニックです。また、デートをしてもう1軒誘いたいときは「もう1軒行く?」ではなく、「バーに行く? カラオケにする?」と、行くことを前提にして誘うことです。
ちょっと言葉を変えるだけで、相手に嫌な思いをさせないで自分が思っているような返事をもらえることが出来れば毎日が気持ちよく過ごせそうです。
もちろん、鉄則である「相手に好かれる」方法も書かれているので、人間関係を円満に交渉が進められます。
最後に著者は「最高の交渉術は戦わずして勝つこと」だと。そんな人間関係を気づくことが一番ですね!
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目次では各章の頭を選択できます。鉄則、準備、実践など大きく5章に分かれています
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