90の壁を突破できぬのは「煩悩」のなせる業か、単なる練習不足か!?

更新日:2011/9/21

ブッダに学ぶゴルフの道 【天の巻】

ハード : iPad 発売元 : CHUOKORON-SHINSHA
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:400円

※最新の価格はストアでご確認ください。

ゴルフをはじめて、はや5年…。
  
はじめた頃は毎週レッスンプロのスクールに通ったり、こっそり会社をサボってコースレッスンに行ったりと気合も入っていたんですけど、ここ最近は年に数回プレーする程度。寒さにもめっぽう弱いので、料金の安くなるこの季節も、完全に冬眠状態…。
  
3月に入って「そろそろ春だし、練習しなきゃなぁ~」と思いたち、「ゴルフが上手くなるiPhoneアプリってないかな~?」と探してみたところ、この本を発見しました。

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スコアの壁にぶつかった、すべてのゴルファーへ
社会の壁にぶつかった、すべての人々へ。
ゴルフジャーナリスト、そして僧侶として語る
フェアウェイと人生の歩き方
 
App Storeにそう書かれているこの本は、プロゴルファー片山晋吾氏も「アマチュアだけでなく、プロも読むべきだ!」と推薦しているそう。
ゴルフは自然・コースとの闘いであり、かつ自分自身との闘いであって、運動神経や技術力だけではうまくならないもの。最大の敵は自己の内面に棲息する煩悩であり、見栄や欲望なのだと僧侶である著者は説きます。それはまさに、仏の道と同じであると。
確かに、仕事のできるビジネスマンにはゴルフが上手な人が多いんですよねぇ。そして彼らはメンタル面が非常に強く、好不調の波があっても、不機嫌な感情を表に出すことはほとんどありません。私なんか、コンペで後ろから大勢の人にティーショットを見られているだけで、緊張&動揺して真横に打ったりしますからね…。
  
ちなみにこの本、ゴルフ場や練習場で気軽に読めるよう編集された電子版「天の巻」と、じっくり読めるようボリュームアップした「地の巻」に分けて刊行されます。両巻の内容には一切重複がなく、「地の巻」はボリュームアップされているそうで、気になります~。

仏教の教えとゴルフが融合した見出しは、Hole18まであります

内容は高名な仏教家の言葉が引用されていたり、仏教の教義について解説されていたりして、ゴルフの本としては非常に異色です