「節約」だけじゃない! 食べ物を無駄なく使い、美味しさも栄養も最大限に引き出す本
更新日:2011/9/5
食材を使い切るのがおもしろくなる本
ハード : PC/iPhone/iPad/Android | 発売元 : 扶桑社 |
ジャンル:趣味・実用・カルチャー | 購入元:電子貸本Renta! |
著者名:青木敦子 | 価格:525円 |
※最新の価格はストアでご確認ください。 |
じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃ、キノコ類、卵…。
これらは我が家の常備している食材です。普通だと思ってました。皮をむいたら捨てる。種や殻も捨てる。でも違いました。本当に食材を無駄なく使うことを今、真剣に考えています。節約はもちろん、エコにもなりますからね。
フードコーディネーターの著者が食材を無駄なく使う方法を伝授します。「いつも捨ててしまっていた食材篇」「どうしても余ってしまう食材篇」「残り物を何倍もおいしくする黄金の食材篇」「食材の正しい保存法篇」の4つに分かれていて、主婦には「あるある」、「えー!」なんていうネタが満載です。
例えば「たまねぎ」の皮。そうです茶色の部分。これって捨てるでしょ。でもしっかり使い道はあるんですね。しかも、たまねぎにはケルセチンという物質が含まれ、これは動脈硬化予防になるそうです。よく血液をサラサラにするためにたまねぎを摂取するということを聞きますが、ケルセチンがその効果をもたらす物質なんですね。実はこれは皮の部分に最も多く含まれていて、花粉症にも効果をかるというのです。捨ててしまっていた皮を乾燥させて、煮出してお茶にしたり、ミルで粉にしてふりかけやお味噌汁に入れるなど、分量や作り方もしっかり書かれています。
カボチャのワタスープや、種をお酒のおつまみに変身させたり…びっくりしたのは「とうもろこし」です。ひげの部分は煎じてお茶にすると、高血圧や妊娠によるむくみの解消、シミ、ソバカスの元になるメラニン色素の排泄効果があるんだそう。捨ててしまう芯の部分は水から煮出してダシ汁として使うんだそう。市販の粉末コーンポタージュに芯のダシを加えると高級なお店の味になると書いてあったので試してみました! “百聞は一見にしかず”ですね。単にお湯で溶くより本当に美味しい!
長持ちさせる保存方法や、冷凍法などもあるので無駄買い、無駄使いにならないテクニックが分かります。これを読んで、食材を大切に、最後まで使いましょう!
目次から食材を選んで読み始めて大丈夫です。ただ、リンクはされていないので注意してください
最後の項目では食材別に正しい保存方法や冷凍方法が分かります。この部分だけも食材を腐らせず、美味しく保存させる方法が分かります
目次だけでもびっくりするような食材の使いきり方一目で分かります
使い方に迷ったら画面中央をタップして、「?」マークをタップすると説明が表示されます