「お坊さんに恋、しちゃいました」―イケメン坊主と女子高生の恋の行方は?

公開日:2012/1/4

ラ・ヴィアン坊主

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : 講談社
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:寄田みゆき 価格:432円

※最新の価格はストアでご確認ください。

お坊さんって、なんだか普通の人と雰囲気が違って見えませんか?
まとう空気が違うというか、住んでいる世界が違うというか…とにかく特別な存在に見えてきませんか。
そんなお坊さんにラブ光線発信中! なルナルーチェの葉菜と、それを優しく見守るチリでお送りいたします。

advertisement

【葉菜】小さい頃、本気でお坊さんの嫁になりたかった葉菜です、皆さんこんにちは!

【チリ】それホント!? いや~、小さい頃からなかなか特殊な趣味だね、葉菜ちゃん。

【葉菜】そんな私の妄想を具現化したかのような、この作品のあらすじ。母と反発し、不良とばかり遊んでいた椿は、その日も母親と喧嘩し、ある寺へと潜り込む。…翌日目が覚めると、そこには目も覚めるような美形のお坊さん、“需杏”が座禅を組んでいて…。

【チリ】さっき特殊な趣味とか言っちゃったけど、需杏みたいなイケメンのお坊さんだったらちょっと私もぐらぐらきちゃうかも。お坊さんって、清潔感あってストイックなところがいいんだよね~!

【葉菜】ふっふっふ、チリさんもお坊さんの魅力に気づきましたか。しかも、道に迷っていたり悩んでいたりする人に、そっと助けを差し伸べてくれるという優しさにキュンときちゃうんですよね…。

【チリ】椿ちゃんが惚れちゃうのも仕方ないよね。特に、離婚して別の家庭を持っている父親と、それに向き合う椿ちゃんの話はよかったなぁ。需杏のおかげで、椿ちゃんは救われたんだって気がする。

【葉菜】逆に、椿ちゃんの素直さ、ひたむきさで需杏が救われるところもあるんですよね。需杏にも実は鎖となっている過去があるんですが、椿ちゃんの純粋な思いでその鎖がほどけていくのは、見ているこっちも救われる気分でした。

【チリ】そして忘れちゃいけないのが、住職のみょうちゃん! 基本的にギャル大好きなギャグ要員っぽいおじいちゃんだけど、ちゃんと見てるところは見てて、2人を導いてくれるとこがいい! この人なくてはこの作品は語れないね!

【葉菜】お坊さんとかお寺とか、堅苦しいイメージを持っている方に是非読んでほしい一作です。ふとした時に、近場のお寺へ行ってみたりしてはいかがでしょうか?

需杏と椿の出会い

座禅をすることで見えてきた、本当の気持ち

ドキドキの大接近!

住職の「みょうちゃん」。この作品のマスコットキャラです(笑)

せき止められていた想いがあふれる… (C)寄田みゆき/講談社