ヒットする、人気がある。それらの企業には素晴らしい考え方が文化になっていた

更新日:2012/1/13

すごい会社のすごい考え方

ハード : iPhone 発売元 : ユナイテッド・ブックス
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:400円

※最新の価格はストアでご確認ください。

『考える』、『闘う』、『捨てる』、『学ぶ』、『笑う』、
『厳しくなる』、『やり遂げる』、『思い出す』。

このキーワードは本書で紹介している「すごい会社」を知るポイントです。

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誰だっていい企画を考えたいし、ヒット商品を生み出したいし、いいものを作りたい。それが沢山売れて、ヒットしたらもっと嬉しい。だから巷のビジネス書もたくさんあるのですが、やっぱりこて先だけじゃダメなんですよね。素晴らしい会社にはその理由がちゃんとあります。ヒット商品も偶然生み出されることは滅多にありません。もし偶然ヒットしたとしてもそれを長続きさせることは難しいのです。

本書で取り上げている企業は任天堂、アップル、レゴ、グーグル、スターバックス、IKEA、サムスン、ディズニーの8社です。どの企業もビジネス書としていろんな仕事術が多くの著者によって書かれています。しかし本書はこて先の仕事術ではなく、「すごい会社」が持つ考え方が書かれています。

本書は、こうすれば仕事が効率化できる、こうすればアイデアがいっぱい出るというものではありません。「すごい会社」も創業から現在までに何度も危機があったりなど苦しんだ時期がありました。それを乗り越えてきた人たち、社員たちの考え方は今の私たちが一番必要としていることだと思います。

限界を自分で決めずに考え尽くす。
できないからやらないではなく、できるようにする。
こだわるべきは手段ではなく、満足するかどうか。
ムダな時間がアイデアを生み出す。
笑ってできる仕事を考える。
「やる」と決めたことは何がなんでも実行する。
自分の思いを仕事にする。

「すごい会社」はこれらを徹底してやり抜いた。当たり前かもしれないけど、それを実行している会社なのです。そして、その考えは創業者から社員たちに引き継がれ、いつしかその企業文化になったのです。「すごい会社」にはすごい会社となりうる考え方が社員ひとりひとりにしっかり浸透しているからなんだと思います。そして、この考えはずーっと昔から不変なんですよね! 流行り廃りはありますが、すごい考え方に流行りはありません!

この本、仕事はもちろんですが、人としての成長も後押ししてくれる素晴らしい考えが詰まっています。今年こそいい仕事するぞ! って思っている人はぜひ、この本で気合を入れてください!

1章に1つの企業を分析しています。わかりやすいキーワードで読むほうがワクワクしてきます

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