何気なく使っている日本語、間違っていませんか!? 恥をかくまえにぜひチェックを!

公開日:2012/1/26

赤っ恥な日本語づかい500連発

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 :
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:電子貸本Renta!
著者名:日本語倶楽部 価格:315円

※最新の価格はストアでご確認ください。

大人になると、誰もなかなか間違えを指摘してくれなくなるもので、注意してくれる存在というのはありがたいものです。その間違えが「日本語の誤用」であれば、まず、注意してくれる人はいないのではないでしょうか。一度、使い方を勘違いして覚えてしまうと、誰にも注意されず、毎回同じ間違えを繰り返すことになるわけです。

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今回、私がダウンロードしてみましたのは、「赤っ恥な日本語づかい500連発」という本です。「けっこう、みんな間違えてるぅ~!」とサブタイトルがついてるので、どんなものかと思い、目次を見てみました。「こういう間違えはしていないなぁ」といった例がいくつか並んでいたので、少し安心して、次のページも見てみますと、「えっ、そうだったんだ。勘違いしていた」といったものが出てきてしまいました。このまま知らずに使っていたら、一生、恥ずかしい思いをするところだったのです。

本書では、つい口にしてしまうヘンな日本語、よく見かけるオカシな日本語、使い方を間違えやすい日本語、そんな「慣用句」はありません、そんな「ことわざ」はありません…といった具合に、勘違いしやすい日本語がとりあげられています。

本書の大半は、「×おぼつきません→○おぼつかない」といったようにまず、間違った使い方と正しい使い方が×と○で示され、なぜ間違っているのか、またどうして間違えやすいのか等の解説がついています。文法的な説明などもあり、解説を読めば、なぜ間違っているのかが理解できるとともに、正しい使い方を記憶するのにも役立ちます。

解説には、誤用だけれども、その用法を認める辞書もあるといったようなことが記されている場合もあります。例えば、「鳥肌が立つ」を感動したときに使うのは間違え。この句を感動したときや快感を味わったときなどに使う人が多くなってきたので、その用法を認める辞書もあるが、厳密には誤用。寒さや恐ろしさ、不快感などのために鳥の毛をむしったあとのように肌にぶつぶつが出る現象をいい、本来は、ぞっとするさまを表す言葉、といった具合です。

普段何気なく使っている日本語ですが、本書を読めば、勘違いして使用している日本語に、誰でもいくつか気がつくのではないでしょうか。間違えは誰も指摘してくれないものですから、こういった本で自分の日本語をチェックしてみるのもいいかもしれませんよ。

目次を見た段階で、勘違いしている日本語があった方は是非、ご一読を。そうでない方も、本文を読んでみれば、1つや2つ、勘違いしている日本語が見つかるかもしれませんよ

まずはざっと目を通して、勘違いして使っている日本語があるかチェックしてみてはいかがでしょうか。勘違いしていたものがあったら、解説を読んで、正しい用法をしっかり覚えたいものですね