現代版辞書を持ち歩くのもできるビジネスパーソンワザ!!

公開日:2012/3/9

現代用語の基礎知識2012年版【自由国民社】(ONESWING)

ハード : iPad 発売元 : Keisokugiken Corporation
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:2,400円

※最新の価格はストアでご確認ください。

いまや日常のように使う「放射能」という言葉。
でも「放射線」と「放射能」の違いはといわれると正確に答えられる人は少ないでしょう。

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どっちも似たような言葉なのでいいやと思わず、『現代用語の基礎知識2012』で検索すると、「放射線は大きなエネルギーを持った粒子や光のこと。その放射線を放出する能力を放射能、放射線を出す物質を放射性物質という。放射能漏れとはこの放射性物質が原子力施設の外部に漏れることである。」と表記してあります。放射能の「能」は能力の能なんですね。「放射線」と「放射能」の違い、まわりの人にプチ自慢できるかもしれません。

                                                                     

もうすこし調べると、今度は「ベクレル」。この1年で最も有名になった単位です。「放射能の強さを表すSI単位。放射性核種が1秒間に1個崩壊する強さの放射能が1ベクレル」と表記してあります。さらに引用すると、「福島第一の原発事故では、水道水やほうれん草などの野菜から見つかった放射能の強さを表すときにこの単位が登場してきた」とのこと。

今回の原発事故では、かなり実際の被害とともに風評被害がでましたが、このように正確な単語や単位の意味やを知って報道を聞くのとそうでないのは相当な差があります。わからない言葉、Webやウィキペディアを活用するのもひとつの手ですが、きちんと編集して正確に表記してある本書をダウンロードしていつも携帯していると、勉強になりますよね。できるビジネスパーソンへの近道になること間違いなしです。


3.11など毎年の時事の解説がされているほか、幅広くカバーされています

例えば「工程表」と引くと、文章だけでなくこのような図解もあります

「復興」だけでもこれだけの項目!!