これほど「スマホに入れときたい!」って思わせる漫画、そうはありませんぜ?

公開日:2012/4/12

ラーメン王子(1)

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : KADOKAWA / 角川書店
ジャンル:コミック 購入元:BOOK☆WALKER
著者名:阿部潤 価格:588円

※最新の価格はストアでご確認ください。

みなさん、お早うございますコンニチハ今晩は。行列が苦手な中國卓郎です。
だって「もしトイレに行きたくなったら…」と思うと憂鬱になるじゃないですか! だもんでアタクシ、基本的に行列ができてるラーメン屋とはまったく縁がゴザイマセン。でもラーメンは「それなりに」好きです。だから「それなりに」空いてて「それなりに」美味しい店=つまり、ラーメンは「それなり系」に限るのです! しかし「それなり系」はある日突然、閉店していることがあるのでそこは要注意です! なんせ売り上げも「それなり」でしょうからねぇ。

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と、ラーメンに対し若干ネガティヴなことを書いてみたものの、所謂「行列ができる人気ラーメン店」ってのに興味がない訳じゃありません。そこでこの「ラーメン王子」ですよ! いやしかしラーメン王子って響きからは、愛と勇気だけが友達で脳がアズキな正義の味方の仲間感があります。が、モチロン違います! ラーメン王子とは…船が難破してしまい10年間、無人島で一人暮らしをしていた成宮禎王(さだお)のことであります。

漂着した島に偶然一緒に流された1冊の本、ラーメン大辞典。寂しさを紛らわす為、何度も読んでいた彼の頭に、ラーメンの知識が次第にすりこまれていったのです。その後、無事に帰国し広告代理店に就職した成宮は、その知識をフルに生かしモーレツにラーメンを啜る! ススル! すするっ! そうSUSURIまくるのですっ! 一話につき一店を紹介するスタイルでイキオイとラーメン愛に満たされた漫画ですが、巻末には各店の詳細が掲載されておりラーメンナビとしても役に立つのが素敵です。

そういう意味で電子書籍との相性は抜群といえましょう。気になった店はスマホで住所をナビって、並んでいる時に本書を再読して「復習」ができるって訳です! と、書いた以上は責任を持って今後は(食事時を外して行列が4~5人ってなチャンスがあれば)有名店にも臆せずチャレンジしてみよう…と、チョビットだけ思いました。


ラーメン王子は美味さを顔全体で表現するのだ! または顔芸とも言う

第一話はあのラーメン二郎! “コール”…覚えたいもんです

二巻は「関西奮闘編」 こんな感じに日本全国を巡って欲しいなぁ

トキワ荘の巨匠達が愛した店「松葉」! モーレツに行ってみたいです