行動派になるために戦略的ビジネス思考を身に着ける入門編

公開日:2012/9/5

企業参謀ノート 〈入門編〉 ─ 超訳・速習・図解

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : プレジデント社
ジャンル:ビジネス・社会・経済 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:プレジデント社 価格:1,080円

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大企業の方が集まるマーケティングやイノベーションの研修やセミナーに行くと、必ずといっていいほど出る質問があります。それは「そのプロジェクトはすばらしいと思うのですが、どうやって社内を通したのですか?」です。答えとしては、ほとんど「担当者の熱意がすごかったから」「担当者が役員を上手く説得して味方につけたから」になります。

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官僚化している日本企業において、正しいと思うことでも、社内で新しいことを通すことはかなり難しくなっています。アイディアを提案しても、目先の利益を追う企業では「どんな効果があるの?」「いくら稼げるの?」「初期投資はそんなにできないよ」といったたぐいの反応が多いようです。
「やってみなはれ」という上司は少なくなったのではないでしょうか? 大前研一さんはこの現象を官僚化としていて「責任をとらないですむ道を巧妙に選んで人生を送るという意味」と捉えています。

かたや、参謀とは分析だけでなく、どのような行動をとればいいかまでのロードマップを描く「結論が言える人」であり、そのような人が日本企業に必要としています。そのような「いけてる」参謀になるための入門編が本書です。「どのくらい完全主義を捨てられるか」「戦略的思考の欠如」「残念ながら日本の会社では、ほとんどの社員が思考停止状態に陥っている」「自社製品のどれを捨てて、どれを伸ばすか」など幅広いテーマです。ビジネスマンとして大切な戦略思考を学べます。


ベストセラー『企業参謀』のリニューアル版です

成果ばかり気にして、社内に目がいっていると、成長できなくなります

自分の頭で考え抜くミドルが減っている気がします

一流のコンサルタントならではの戦略思考が学べます