京極夏彦が超本気で挑む!? 「妖怪えほん」シリーズ刊行

更新日:2013/8/16

 京極夏彦、宮部みゆき、加門七海など、怪談作家らが原作を担当して“超絶怖い”と話題となった岩崎書店の「怪談えほん」シリーズ。今回、同シリーズで『いるのいないの』の原作を担当した京極夏彦氏が全ての原作を手がける「京極夏彦の妖怪えほん」が2013年9月より刊行される。

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京極夏彦の妖怪えほん」シリーズは全巻の監修をアンソロジストの東雅夫氏が担当。さびしい、おかしい、ばかばかしい、こわい、などの感情をかきたて、さらに物語を追うことで「妖怪」という存在をリアルに感じられる絵本になるという。

 シリーズは全5巻が刊行される。第1弾は、100年を経た道具が大騒ぎを始める『つくもがみ』(城芽ハヤト/画)と、子供を産めなかった母親の悲しみが妖怪になる『うぶめ』(井上洋介/画)という、楽しい話と悲しい話の2作品。その後も『あずきあらい』『とうふこぞう』などが予定されている。

●刊行予定
妖怪えほん(全5巻) 各1575円
つくもがみ』 城芽ハヤト/画 2013年9月
うぶめ』 井上洋介/画 2013年9月
『あずきあらい』 町田尚子/画 2014年
『とうふこぞう』 未定/画 2014年
『未定』 未定/画 2014年

⇒岩崎書店公式サイト