あなたの未練、お食べします――『はたらく魔王さま!』の和ケ原聡司が朗読劇で脚本に初挑戦&11月に上演決定!

エンタメ

2016/10/13

 勇者に追い詰められ、異世界への逃亡を余儀なくされた魔王サタン。たどりついた先は現代日本で、魔力を失いただの人間になっていた!? 生きていくには働かねばならぬ。魔力復活をめざしてフリーターとして働き、六畳一間に暮らす魔王が主人公という斬新な設定と軽妙な読み口で第17回電撃小説大賞を受賞した『はたらく魔王さま!』(和ケ原聡司/電撃文庫)。デビュー5周年にあたる今年、著者の和ケ原聡司が脚本執筆に初挑戦した朗読劇『廃駅のオリオン』が、11月22日(火)と23日(水・祝)に東京・野方にて上演される。

 乗れば願いの叶う列車がある――そんな噂をたよりに廃駅にたどりついた36歳の舞台女優・シルヴィア。ところがそこにいたのは「未練を食べる」という不思議な幽霊たちだった。その鼻で人の未練をかぎわけるブルー・ノーズ。心を覗いて未練を歌いあげるカラス。そして未練を食べる帽子。奇妙な3人組にかこまれたシルヴィアは、自分でも気づいていなかった本当の未練に向き合うことになるというのが『廃駅のオリオン』のあらすじ。

 マンガ家・鴨川てるちの設定原案をもとに、3人の作家がエピソードを競作するのが本作の特徴だ。和ケ原のほかに、『忍者だけど、OLやってます』(MF文庫ダ・ヴィンチ)の著者・橘もも、自身も劇団を主宰する劇作家・遠藤遥風も脚本に参加。ひとつの設定を下敷きに、3人の作家が独自の物語を生み出す一方で、全体をとおしてはつながりのある1本の芝居として成立しているのが見どころだ。

 朗読劇、といってもただ文章を読み上げるだけの“朗読”ではない。上演するteam.鴨福の役者はみな、本職の声優たちだ。帽子の声を担当するのは、韓国ドラマ版『花ざかりの君たちへ』で中津秀一役にあたるチャ・ウンギョルの吹き替えを担当した成家義哉。ほかにも新劇場版『頭文字D』や米人気ドラマ『シェイムレス』などで活躍の場を広げている新進声優だ。ほかにも『ダウントン・アビー』でアレン・リーチ役の吹き替えで出演する星野健一、歌手としても活躍するミルノ純など、実力派たちが名を連ねる。

 作家と声優の競演で、ピアノの生演奏とともに紡ぎあげられる物語。ライブならではの迫力をぜひ体感してみてほしい。

(和ケ原聡司コメント)
 魔王がファストフード店でバイトする小説を書き始めて5年経ちますが、舞台脚本の分野では私は全くの新人です。その新人が今回、team.鴨福の皆様と、十年来の友人である成家義哉さんに『廃駅のオリオン』という魅力的なテーマに挑戦する機会を頂きました。
手探りではありますが、皆様に心から楽しんでいただけるよう、全力で取り組んで参ります。「未練」が大きなテーマの『廃駅のオリオン』。是非お見逃し無きよう、何卒よろしくお願いいたします。

『廃駅のオリオン』

【日時】11月22日(火)18:30~ 23日(水・祝)13:00~/17:30~
【場所】野方区民ホール(西武新宿線の野方駅より徒歩3分)
   東京都中野区野方5-3-1
【座席】一般:2500円 オリオン席(台本つき):3800円 ※学生は500円引き
小学生:1000円 未就学児:無料
   ※モニター付き授乳室も完備。乳幼児連れもご参加いただけます。
   ※台本には書きおろし小説を収録予定。
【出演】塙 英子(アクセント)、成家義哉(アイムエンタープライズ)、星野健一(オフィスPAC)、ミルノ純(ケッケコーポレーション)、ムカイシン(オフィスCHK)、福宮あやの(ムーブマン)、ピアノ演奏:伊藤辰哉

詳細はteam.鴨福HPまで
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