犬ハサの「春海円香」から知る、古今東西ヤンデレキャラをランキング形式でご紹介!

アニメ

更新日:2013/7/29


犬ハサの「春海円香」から知る、古今東西ヤンデレキャラをランキング形式でご紹介!

今期アニメ「犬とハサミは使いよう」、略して「犬ハサ」。

このアニメは、とある事件に巻き込まれた主人公が殺人犯に殺されて死に、本への執念で犬として生まれ変わるところから始まる。
そして作家である夏野霧姫(なつのきりひめ)に拾われ、そこで共に生活することになる話なのだが、特徴として挙げられるのが、1つは主人公が犬(元々は人間だが)であるということ。そして、もう1つの特徴。それは、登場人物がほぼ変人奇人の変態だということだ。

ドSハサミ女の夏野はもちろんのこと、夏野の担当編集である「柊鈴菜」は究極のどM。
作家でありアイドルでもある夏野のライバル「秋月マキシ」は、究極のナルシスト。
そして、主人公「春海和人」の妹である「春海円香」は、究極のヤンデレだ。

他にも個性派ぞろいのこの作品だが、今回はこのヤンデレな妹に焦点を当ててみようと思う。


7/31に発売予定のキャラソンのジャケット。顔半分だけで何だかオカシイ…。

兄である和人が生前から愛してやまない「秋山忍」の本を使い、犬になっている和人をおびき寄せて捕獲。さらには夢中になっているという理由だけで秋山忍に嫉妬し、その著書を切り刻んで破壊。

妹との再会に、最初は兄(犬)も嬉しそうだったが……しかし、なんだか様子がおかしい。
延々と、兄への想い(重い)を幸せそうに語り続ける妹の円香。

そう、彼女は、お兄ちゃんを好きすぎるブラコンヤンデレ妹だったのだ――。

ヤンデレの魅力は、なんといってもその一途さと表裏一体の狂気にある。
好きが過ぎると度を越えてしまい……まわりが見えずに突っ走る恐ろしく困った子たち。

そこで、今回はヤンデレ特集として、この犬ハサの円香の他にも、過去のアニメ作品に登場した魅力溢れるヤンデレキャラをランキング形式で紹介しよう。

5位 芙蓉楓(SHUFFLE!)

キッチンでのあのシーンはあまりにも有名。ヤンデレの先駆者、開祖とも言える芙蓉楓。
三角関係に悩み、精神的に追い詰められてしまった末の精神崩壊型ヤンデレ。

4位 園崎詩音(ひぐらしのなく頃に)

可愛い容姿とは裏腹に、拷問狂と言われるほど残虐なシーンの多い詩音。その内容も、スタンガンや拷問器具など、目をそむけたくなるような内容が多い。残虐型ヤンデレ。

3位 佐藤良美(つよきす)

二面性のあるヤンデレと言えば彼女。人望のある優等生という仮面の下には冷淡で利己的、異常に嫉妬深い、そしてエロいという男子的には破綻覚悟でハマってみたいキャラでもある。二面性ヤンデレ。

2位 我妻由乃(未来日記)

1話から強烈なストーカーぶりを見せつける最強かつ最凶のヤンデレと言えば由乃かもしれない。愛するユッキー(主人公)のためなら何でもする。これぞヤンデレの代名詞だ。武闘派ヤンデレ。

1位 桂 言葉(School Days)

「やっぱり…嘘だったんじゃないですか。中に誰もいませんよ…。」
ライバルである西園寺世界の○○○を切り裂いて覗きこみ、○○がいないことを確認して呟いた一言。ヤンデレ界の頂点と言えば、ぶっちぎりで言葉(ことのは)かもしれない。プリンセスオブヤンデレ。

他にも、「朝倉涼子(涼宮ハルヒの憂鬱)」、「新垣あやせ(俺の妹がこんなに可愛いわけがないっ!)」、「西園寺世界(School Days)」、「藤乃静留(舞-HiME)」、「間桐桜(Fate/stay night)等々、挙げていけばキリがないが、今回は独自ランキングということでご了承いただきたい。

現実にいたら洒落にならないヤンデレが愛されるのも、2次元ならでは。こんなに可愛い子なら、病むほど愛されて、ついには……みたくはなりたくないが、妄想くらいならいいかもしれない。

文=月乃雫