日常系の次は弟溺愛系? 弟が大好き過ぎる姉弟のドタバタコメディ『お姉ちゃんが来た』

アニメ

公開日:2014/1/5

2014年1月から『アニメTV』内(KBS京都では単独)の5分アニメとして放送が決定している『お姉ちゃんが来た』。原作は、竹書房のまんがライフ、まんがライフMOMOで連載されている。今回は、その原作コミックをご紹介しよう。



<あらすじ>
親が再婚したことにより、姉弟となった姉の「水原一香」と弟の「水原朋也」。ずっと弟が欲しいと思っていた一香は、突然やってきた弟に一目惚れ。とにかくかわいくて仕方がない。一方、朋也は父親の再婚を快く思っておらず、突然できた姉に困惑気味だ。そんな姉のストーカーとも言える過剰な溺愛ぶり(スキンシップも)に、受け入れるべきか、拒否すべきか、思春期ならではの曖昧な葛藤に悩み、クラスメイトも巻き込んだ愉快でシュールなドタバタコメディ。

<メインキャラクター>
○水原友也
13歳の男子中学生。親の再婚で、一香の弟となった。思春期真っ盛りの微妙なお年頃。姉に追い回され逃げ惑っているが、何だかんだで優しい。

○水原一香
17歳の女子高校生。親の再婚で、朋也の姉となった。朋也のことが大好きで、いつも追い回しては逃げられている。

○花園美鶴
朋也の幼稚園からの幼馴染。派手な名前とは裏腹に、地味で普通な男の子。一香から、勝手に「ふつ男(普通な男の略)」と呼ばれている。

○藤咲美奈
朋也のクラスメイト。クラスの人気者だったが、一香が現れたことにより、その座を奪われてしまった。見た目は天使みたいな印象だが、実は本性は腹黒い悪魔。

<見どころ>
一番の見どころは、やはり姉である「水原一香」の一途かつシュールな行動ではないだろうか。ぼーっとしているようで過激すぎる一香の行動は、見ていて全く飽きがこない。弟に振られても振られても向かっていく彼女は、ある意味健気なのだろうか? また、弟の「水原朋也」も、思春期特有の複雑さがあるのかツンデレで、見ていて心が和む。姉に追いかけまわされ逃げまどいながらも、「好きとか、女の人に言われたの母さんだけかも」など、好かれていること自体はどこか嬉しくもある様子。そんなちぐはぐな2人を見ていると、微笑ましくてついつい顔が綻んでしまう。
また、ライバルである朋也のクラスメイト「藤咲美奈」や、親友「花園美鶴」が今後どのような動きを見せるのかにも注目だ。
日常系でありながらギャグ要素を存分に含んでいるため、アニメでもきっと笑える楽しい5分間を提供してくれるだろう。

<アニメ情報>
◇スタッフ
原作:安西理晃「お姉ちゃんが来た」/竹書房(まんがライフ、まんがライフMOMO連載)
監督:夕澄慶英(ロウきゅーぶ!、機巧少女は傷つかない)
キャラクターデザイン:小田武士(神のみぞ知るセカイ、ソードアート・オンライン)
アニメーション制作:C2C

<放送情報>
・1月8日(水)TOKYO MX(アニメTV内)毎週水曜日27:00~
・1月9日(木)AT-X(アニメTV内)毎週木曜日9:30~/(再)毎週土曜23:30~
・1月12日(日)エンタメ~テレ(アニメTV内)毎週日曜8:00~
・1月9日(木)KBS京都 毎週木曜25:35~25:40

<原作情報>
原作は現在、竹書房のバンブー・コミックスより、2巻まで刊行されている。


(『お姉ちゃんが来た』1巻/竹書房/安西理晃)

また、最新刊の第3巻が1月17日に発売予定!


(『お姉ちゃんが来た』3巻/竹書房/安西理晃)

(文=月乃雫)