「本屋大賞2026」をゆるく語り合う読書会。白熱したクイズ大会の模様をレポート!
公開日:2026/5/29

5月19日の夜に飯田橋の角川本社ビルにて、2026年の本屋大賞ノミネート作品をテーマにした“「本屋大賞2026」を語ろう会”が開催されました。
本イベントは「ダ・ヴィンチWebゆる読書部(※)」が開催するリアル読書会。最近、あまり読書ができていない人も気軽に参加できるイベントで、積読を解消したい人や本屋大賞に興味を持った人々が集まり、小説の魅力や本の話にたっぷりと没頭できる90分間です。
※ダ・ヴィンチWeb編集部内の読書好きが集まって立ち上げた部活
テーマは「本屋大賞2026」ですが、すべての作品を事前に読む必要はなし。1冊だけ読んだ人、買ったけどまだ読めていない人。さまざまな人々が参加しながら、本屋大賞ノミネート作品を中心に、それぞれの読んだ感想やおすすめポイントをシェアしました。
本記事では、2026年本屋大賞受賞作だけでなく、様々な小説に関する話題が飛び交った読書会イベントの模様をレポートします。
本屋大賞2026の話題から、歴代ノミネート作品を読んだ思い出まで

会場は角川本社ビルの2階ホール。参加者たちは4つのテーブルに分かれ、5〜6人の少人数グループで今夜のテーマ「本屋大賞2026」について言葉を交わします。明るく広々とした空間なので、心地良い気分で話すことができました。
イベントの開始前から、早くも同じテーブルに座った参加者同士で会話する一幕も。手元にあるノミネート作品が掲載されたチラシを見ながら、タイトルや装丁の感想を語り合うなかで、自然とコミュニケーションが生まれていたのが印象的でした。
少し参加者の緊張もほぐれてきた頃に、イベントがスタート。最初の自己紹介を経て、早速、トークテーマは2026年の本屋大賞について。それぞれが読んだノミネート作品や気になる物語について、自由でざっくばらんなトークが繰り広げられました。
すべてのノミネート作品を読んだという人から、まだ1冊も読めていないけれど本屋大賞が気になっている人まで、幅広い層の人々が集まっているのが本イベントの特徴です。
特に話題に上がることが多かったのは、2026年の本屋大賞を受賞した朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』(日経BP 日本経済新聞出版)。なかには、本作のあらすじや描かれている内容を知らずに、神秘的な装丁に惹かれて著書を手に取った人もいました。

さらに、トークテーマは2026年の本屋大賞にとどまらず、過去のノミネート作品へ。本屋大賞の歴代受賞作を眺めていると、当時、夢中になって読み進めた本のタイトルが多く並んでいて、懐かしい気持ちが湧き上がってきました。
参加者同士で読んだことのある本が一致していたり、本屋大賞にノミネートされている作品とは知らずに読んでいたり。それぞれが読んだことのある本と当時の思い出を語り合い、自然と心の距離が縮まっていきました。
最終的には「本の選び方ってどうしてる?」「実写化された映像作品と小説はどちらから読む?」「オーディオブックの良いところってどんなところ?」など、トークテーマがどんどん広がっていきました。
本屋大賞にまつわるクイズ大会は大盛り上がり!

会の後半には、本屋大賞にまつわるクイズ大会が開催されました。各グループに分かれての対抗戦で、優勝チームにはプレゼントも用意されていました。
しかし、1問目から「本屋大賞のアイデアが生まれたキッカケは?」という難問に頭を悩ませるグループが続出。本屋大賞と一口にいっても、作品に関する問題だけではありません。
本屋大賞の選考フローや受賞作の中でもっとも得点が高かった大賞作品など、3択クイズにもかかわらず、思わず考え込んでしまうクイズが多く出題されました。同じグループ内で活発に意見が交わされ、自然と会場の一体感も高まっていきました。
白熱したクイズ大会の結果は、出題された全7問中6問に正解したグループが優勝!
たっぷりと時間をかけて選択肢を吟味する様子からも、それぞれのグループが熱量高くクイズに取り組んでいるのが伝わってきました。本屋大賞に関する知識がなくても、参加者同士で推理しながら正解を導き出す姿は、さながらミステリー小説の探偵のようでした。
ゆるくて居心地のいい読書会の後にはささやかな交流も

クイズ大会の興奮も冷めやらぬまま、最後は各グループでフリートーク。 「クイズ大会がある読書会は珍しい」「広い空間だから開放感がある」「テーマがあると参加しやすい」など、それぞれがイベントに参加した理由も交えて、今日の感想を語り合いました。
リラックスしたムードで談笑しながら、最近、ハマっている本や行きたくなる読書会について話す時間はあっという間に過ぎていきました。
イベントの終了後も話が弾んで会話が止まらなかったり、グループの垣根を超えて交流が生まれたり。参加者全員にドリップバッグコーヒーのお土産もあり、終始、温かい空気感に包まれた読書会でした。
6月19日(金)の読書会にはゲストとして『ペーパー・リリイ』の著者・佐原ひかりさんが登壇!
現在、ダ・ヴィンチwebでは、ゆるく積読を解消する「木曜ゆる読書会」と、みんなで同じ作品を読んで感想を伝え合う「立ち読み読書の会」という2つの読書会を実施しています。それぞれオンラインとリアルで開催されており、誰でも気軽に参加が可能です。
次回のリアル読書会は6月19日(金)に開催予定。初の「集英社文庫プレゼンツ」で開催される「月イチ立ち読み読書の会」では、佐原ひかりさんの『ペーパー・リリイ』(集英社文庫)が課題図書としてセレクトされています。
当日はスペシャルゲストとして、著者・佐原ひかりさんの登壇が決定。トークタイムや参加者の質問時間も予定されているので、ぜひ、その場で作品を読んだ感想を、同じ空間に集まった方々と共有してみてください。
▼詳細・お申し込みはこちら
https://shubun-tschiyomi-dokusho-01.peatix.com/
