およそ150年分、4~5代前の先祖をたどる! 先祖調査の専門家が指南、『自分でできる家系図の作り方』で始める“究極の自分探し”
更新日:2026/6/24

「自分の家系図を見てみたい」「自分のご先祖様を知りたい」と、一度は考えたことがある人も多いのではないだろうか。“家系図”と聞くと、歴史上の人物を輩出した名家や、由緒ある家柄だけが持つ特別なものというイメージが強い。しかし、実際は誰にでも作ることができるのだ。
2026年6月24日(水)発売の『ご先祖調査のプロが教える 自分でできる家系図の作り方』(丸山学/ポプラ社)は、そんな家系図作りの手ほどきをしてくれる一冊。
著者の丸山学氏は行政書士で、年間約80件の先祖探しを受託する“先祖調査の専門家”。自身のX(旧Twitter)やYouTubeチャンネル「先祖調査・家系図作成チャンネル」では、古文書の調査や墓石の拓本の取り方など、先祖調査に役立つ情報を日々発信している。
同書では「先祖調査・家系図作成」のスペシャリストでもある丸山氏が、その魅力とノウハウを分かりやすく解説。内容は初級編・中級編・上級編・教養編の4部構成となっており、「戸籍を取得するだけ」という手軽なステップから、現地調査や古文書の読み解きまで幅広く網羅している。
そこでまず丸山氏が強調しているのは、日本の戸籍制度の特異性だ。日本人にとっては身近な制度だが、世界的に見れば戸籍制度を持つ国はごくわずかしか存在しない。日本の戸籍は「従前戸籍」という欄を追うことで、連鎖的に上の代へと遡れる精巧なリンク構造を備えている。つまり、この仕組みを活用すれば、ほとんどの人が約150年分にあたる4~5代前の先祖をたどることが可能なのだという。
初級編にあたる「STEP1」では、戸籍が取得できる範囲や費用、申請方法に加え、時代ごとに異なる書式の読み方などを紹介している。続く「STEP2(中級編)」では、戸籍のその先、200年を遡るために必要な資料の閲覧方法や入手方法を解説し、「STEP3(上級編)」ではさらに400年をさかのぼるための方法について言及。最後の「STEP4」では教養編として、1000年規模で先祖をたどるための手がかりにも触れている。
なお、同書のプロローグには、丸山氏が実際に依頼人の戸籍を手にし、驚くほど短時間で先祖の素性を突き止めていく過程が綴られていた。その読み口は、先祖探しを「難解な調査作業」ではなく「発見の連続」として体感させてくれるに違いない。
丸山氏は同書の中で、先祖探しの意義を“究極の自分探し”と表現している。自分という存在は、何十人、何百人もの先祖の積み重ねによって成り立っており、それがたとえ無名の市井の人々であっても、自分へとつながった生き様は、新たな価値観や発見を与えてくれるだろう。
この機会に『自分でできる家系図の作り方』を手に取り、自分の知られざるルーツをたどってみてほしい。
