あさとー・みなみ●1989年、新宿生まれ。慶應義塾大学大学院在中のフリーライター。時々、モデル。純文学やビジネス本から漫画、ライトノベルまで、幅広く本を愛し、大学院では「本屋のリデザイン」の研究を進めている。これからの時代の本との出会いを演出し、人が本で熱狂する空間を作り上げようと、現在、奔走中。
2020年、東京オリンピック開催。招致に際しては滝川クリステルの「オ・モ・テ・ナ・シ」という演説ばかりもてはやされたが、猪瀬直樹の功績も忘れてはならない。「日本人…
小説・エッセイ
2013/9/13
たかが目、口、鼻、という感覚器の配置で人間の美醜が決まるなんてオカシイ! どんな美人でもその美貌は衰えていくものなのだから、見た目ではなく、中身も含めて全て愛し…
小説・エッセイ
2013/9/9
真っ黒だったはずの母親の髪にはじめて1本の白髪を見つけた時、なぜだかキュッと胸が締め付けられる思いがした。当たり前のことなのに、誰にとっても親が老いていく姿程、…
小説・エッセイ
2013/9/8
当事者とアドバイザーの間には大きな乖離がある。はたから見ていれば良いアドバイスができても、自分の身となれば上手に動けない。DeNAの創設者・南場智子の書『不格好経…
地方
2013/9/5
歌は世につれ世は歌につれ、歌は世情を写す鏡だ。歌の歴史を紐解けば、現代の問題の根本にもたどり着けるのではないか。社会学者・阿部真大は『地方にこもる若者たち』(朝…
地方
2013/9/4
気がつけば、ワサビなしでは刺身が食べられなくなっていた。シュウマイには辛子がいるし、うなぎには山椒とワサビが欲しい。味にほんの少しだけ変化が欲しい。しかし、こ…
小説・エッセイ
2013/8/30
地に足つけて生きようとも、この世で人は大海に浮かぶ1枚の木の葉だ。世界は一定のリズムを刻んで動いているようでいて、いつどんな波が起きるか予想だにできない。何が原…
アニメ化
2013/8/28
アナタは自分の恋愛を本当の意味で反省したことがあるだろうか。人は誰でも自分を棚にあげ、その上であぐらを掻いて世界を見下ろしている生き物である。特に女性はその傾…
アニメ
2013/8/24
人は誰もが108の煩悩を持つと言われるが、私を惑わす煩悩は全て食欲に起因しているのではないだろうか。それ程にダイエットが辛くてたまらない。修行僧のごとく、日々是我…
ダイエット
2013/8/21
見慣れた文字であるはずなのに見慣れた字だからこそ、「あれ、この字ってこんな形だったっけ?」と思い始め、やがて正確な字の形がわからなくなってしまうことがある。ゲ…
小説・エッセイ
2013/8/17
どんな職場にも、不満がある。だが、現場社員のストレスを上手に解消することで究極のビジネスモデルを作り上げた人物をご存知だろうか。それは、ブックオフコーポレーシ…
レストラン
2013/8/16
捨てた欲望が数字になれば、節約の虜になれる。だが、簡単にお金がたまっていけば良いのだが、そう上手くもいかない。精一杯節約したつもりなのに赤字ばかり、自転車操業…
家計
2013/8/13
「将来の夢はお嫁さん」と無邪気に笑う少女のままでいたかった。大人になった今「結婚もしたいが、仕事でも成功したい」と考えてしまうのは欲張りなことなのだろうか。だ…
結婚
2013/8/11
「高校の時、友達はみんな将来Googleで働きたいって言ってた。けど、私はそこで検索される人になりたいと思ってたの。」レディガガはそんな名言を残しているが、私も思い…
タッチ
2013/8/10
夜景を生み出す一粒一粒の光は遅くまで働くサラリーマンの魂だ。そのことに気づいた時、「働きたくないなあ」と嘆息。どんな職業にだって、残業はつきものだし、安らぎは…
小説・エッセイ
2013/8/8
嫉妬に狂った女を表した般若のお面は、時に恐ろしく、時に悲しそうにも見える。愛されたいという願望と、愛されていないのだという悲哀。どんなに強かな知性の持ち主だろ…
小説・エッセイ
2013/8/5
世界が変わっていく足音を感じながらも、自分が生きることに精一杯で、この世界の構造に目を向けない人が多い。だが、それで良いのだろうか。視野を広く持って、世の中の…
2013/7/25
思うにね、空気は読むものじゃなくて吸うものです。ありのままでいられるよう深呼吸。空気なんて読まず、そのまま受け入れられたい。でも、世の中そう簡単にはいかない。…
マンガ
2013/7/24
生きるために食べていたはずなのに、気がつけば、食べるために生きていた。朝ご飯を食べている時には昼ご飯を思い、昼ご飯を食べている時は、夕ご飯を思う。そういえば1日…
マンガ
2013/7/20
「智恵子は見えないものを見、聞えないものを聞く。」「わたしをよぶ声をしきりにきくが、智恵子はもう人間界の切符を持たない。」高村光太郎は晩年の妻の様子をこんな風…
小説・エッセイ
2013/7/17
発明は十六茶に似ている。まったくのオリジナル等ありえない。ありとあらゆるモノを上手にブレンドすれば、未だかつて見たことがないような深みが生まれる。大切なのは細…
2013/7/14
どんな分野も優等生。結構なんでも器用にこなすくせに、昔から内気で周りとのコミュニケーションは苦手。日本とはそういう国だ。モノ作りに強いが、グローバル化となると…
アニメ
2013/7/13
可愛い女の子たちをガラスケースに飾って1日中眺めていたい。そういうとただのヘンタイと思われるかもしれないが、「大好きなフィギィアをガラスケースに並べて眺める」と…
マンガ
2013/7/12
月でも。竜宮城でも。鬼が島でも。まだ見ぬ世界に行ってみたい。誰だって異世界には憧れるものだろう。かく言う、『ブラッドラッド』の主人公・スタズも冒険を求めている…
マンガ
2013/7/7
恋もデートもしたこともない頃、“元カレ”という“存在”が欲しかった。「元カレが」と語る友人が大人っぽくて置いていかれたような気がしていた。その響きのほろ苦さ、甘美…
マンガ
2013/7/5
本当の運命の人とは赤い糸で結ばれているというが、私にはまだ赤い糸は見えて来ない。私が鈍感だからだろうか、「ビビビ」なんて感じたことすらない。絶対にあの人じゃな…
マンガ
2013/7/4
“たとえばゆるい幸せが だらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もうさよならなんだ” ASIAN KUNG-FU GENERATIONの歌「ソラニン」の歌詞をふと思い出した。幸せは…
小説・エッセイ
2013/7/2
エンドレスリピートする変わり映えのしない日々の中で、「どうして私は普通の人になってしまったんだろう」と空しくなる。”小さい頃は神様がいて、不思議に夢を叶えてくれ…
小説・エッセイ
2013/6/27
私の家の隣の人は、のっぺらぼうだ。気配は感じるのだけど、どうしても顔は思い出せない。確か娘さんは最近までお母さんの腕に抱かれていた気がするのだけど、この間はラ…
小説・エッセイ
2013/6/23
まだ電灯がなかった時代、西洋では可能な限り部屋を明るくし、陰を消す事に執着したが、日本ではむしろ陰翳の中でこそ映える芸術を作り上げたのだ、と谷崎潤一郎は指摘し…
マンガ
2013/6/21
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井口裕香「地球みたいに丸いおしりが撮れた」。“飾らないエロさ”を意識して生まれたセカンド写真集「MORE MORE MORE」の本気度を語るロングインタビュー
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竹を切るときは慎重に! 翁が光る竹を切ると、中から美しい子ねこが現れて… 【竹取物語なねこ】/みっけ!ねこむかしばなし⑥
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