ニューヨークに暮らす日本人ライターで日本語教師。 フリーで雑誌や新聞、オンラインマガジンにビジネストレンド、ライフスタイル、人物インタビュー、エッセイなどを書いている。 日本の文化や日本語が大好きというニューヨーカーに囲まれてしあわせだが、おかげで英語を使う機会が少ないのが悩みといえば悩み。 読書は乱読傾向。趣味や特技といえるものはない。ただ、メカおんちだが、カメラやビデオカメラで人を撮影するのは好きである。
歯に衣を着せないというのはこういうことを言うのだろう。主張がはっきりしていて、読んでいて痛快だった。政治、特に自衛隊の派遣問題など、戦争や自衛隊などの問題が絡…
2011/10/31
まず、紙と鉛筆を用意しよう。この本の中にはたくさんアンケートが出てくる。数多い質問に答えて集計すると、経済倫理に関して自分がどんな基本姿勢を持っているか見えて…
2011/10/20
ひと昔前に比べて、発達障害や学習障害、自閉症、ADHDなどの言葉がよく聞かれるようになった。日本では2005年に「発達障害者支援法」ができたこともあり、少しずつ発達障…
小説・エッセイ
2011/10/11
物心がついた頃から文系だったという自覚のある私には、理系世界に対するあこがれがある。数式は美しいとか、物理や化学の研究が楽しくてたまらない、なんていう人には尊…
小説・エッセイ
2011/10/11
ハリウッドでは日本をお手本にしようという傾向があるそうだ。「クールジャパン」という言葉が誕生してからずいぶんたつが、ハリウッドのブレインストーミングでの合い言…
2011/10/1
本を選ぶときの目安や基準は、誰でも何となく持っているのではないだろうか。私ももっている。ひとつは本のタイトルが奇をてらっていないこと。そして、たいてい本の最後…
2011/9/13
これは阿刀田高が新聞・雑誌に発表したエッセイをまとめたもの。読書や文章作成のための指南書のようなタイトルから得る印象ほどではないが、やはり日本語や読書について…
小説・エッセイ
2011/9/8
戦争とは無縁で生きてきたような気がしているが、水木しげるが描く「昭和史」を読むと、自分が生きていた昭和という時代は、半分が戦争に塗りつぶされていた時代だったこ…
マンガ
2011/9/4
私は隠れタモリファン。 Youtubeで見た赤塚不二夫の告別式で弔辞を読むタモさんに、「私もあなたの数多くの作品のひとつです」と言わせ、そこまで慕われた赤塚不二夫とは…
マンガ
2011/9/4
「ゲゲゲの鬼太郎」以外の水木しげるの作品を読んでみたいとふと思い、3作品を選んで購入。そのうちのひとつがこれだ。 鬼太郎の漫画に出てくるキャラクターはみんな、不…
マンガ
2011/9/4
言葉というのはファッションに似ている。 フォーマルとカジュアルがあり、TPOによって使い分けることが要求される。流行があり、時代遅れがあり、年齢や世代によっても好…
2011/9/4
つい先日は100年ぶりくらいに地震があり(地下鉄のホームにいた私は気づかなかったが)、今度はこれまでになかったような大型ハリケーンが上陸するというので、ニューヨー…
小説・エッセイ
2011/9/1
21世紀になって10年以上たち、そろそろ20世紀を客観的に振り返れる時期に来ただろうと思ったことと、自分が生きてきた20世紀とはどんな時代だったのか知りたいと思ってい…
小説・エッセイ
2011/8/23
日本語は言葉として若い。そんなふうに日本語を見たこなどなかったので、そういう見方は新鮮だった。 なんとなく、日本語は古い歴史があるように思っていたが、日本語は言…
小説・エッセイ
2011/8/18
日本にいたときは自分が受けてきた日本の学校教育しか知らなかったので、教育とはあのようなものだと思っていた。日本では文科省が教科書まで決めてしまうので、全国どこ…
2011/8/15
「雀鬼会」という麻雀道場を主宰している著者は、「全体を被写体として俯瞰して捉え、その中のどこに違和感があるのかを感じるようにしている」という。すると、会場の隅で…
2011/8/8
3.11以降、中身の薄い自己啓発本やマニュアル本が色あせて見えるようになった人は多いのではないだろうか。私もそうだ。長い間、手軽に読める本ばかりどんどん出版され、…
2011/7/25
世界の人口は増え続けているのに、農業人口は減り、都市部が拡大して農地が減り、作物を育てる肥沃な土は流出し続けている。この状態がこのまま放置されれば、今でさえ世…
2011/7/22
もともと情報伝達の手段としての機能的な側面よりも、私はむしろ日本語の構造や文法的な側面、日本語の音に興味がある。 ほかの外国語のことはよく知らないが、おそらく日…
2011/7/12
「悪女」という言葉に興味をそそられる人は、男女を問わず多いのでは? 私もそうで、つい、タイトルにひかれて読んでみた。 前半部分は特に、著者のフェミニスト的な視点…
2011/6/28
日本人は頼まれるとなかなか断れない。無理して引き受けようとする人は多い。人間関係を損なうことを恐れてしまうからだろう。上手に断れる人を見ると、心の底から感心し…
2011/6/13
運命数、手相、顔相、夢判断、姓名判断…と、何でも利用して自分の運命を探ろうという本。 こういった運命論的なものが好きな人も嫌いな人も、信じる人も信じない人もいる…
2011/5/31
「意外に見逃されている“話をやめたいサイン”」というところを読んで、「あるある」と納得してしまった。 仕事でインタビュー取材をするとき、ときどき、こちらの聞きたい…
2011/5/23
「格差」とか「勝ち組」、「負け組」といった言葉が定着して久しいが、アメリカは日本以上の格差社会。しかも、ニューヨークには大富豪もかなりたくさん住んでいる。その…
小説・エッセイ
2011/5/16
日本でもかなり読まれた本で、印象的(日本人にとってはややネガティブに響くが)なタイトルなので、どこかで聞いたことがあるという人も多いかもしれない。まず、驚くの…
日本人
2011/5/9
ebookjapanのサイトに「電子まんがナビゲーター」というコーナーがあり、荒俣宏が里中満智子にインタビューしている。 その内容がとても充実していて面白いのだが、その…
マンガ
2011/4/21
精神分析と言えばフロイトとユング。 心理テストや夢判断など、興味がある人も多いのではないだろうか。 私もそのひとり。心理学の入門書的なものは読んだことがあるが、…
マンガ
2011/4/20
「日本人とは何か」という壮大なテーマを掲げたこの本を、ダウンロードしないではいられなかった。外国人の目に日本人がどのように映っているのか、とても興味がある。そ…
2011/3/9
宇宙の話を聞くのも天体の写真を見るのが好きだ。なぜなら、どこまでが現実でどこからが夢で、どこまでが科学でどこからが哲学や空想かわからない、というような、何とも…
2011/3/2
今から7200年前、つまり紀元前5000年頃と言えば、エジプトでは新石器時代、日本は縄文時代前期に当たる。 1966年に、屋久島で、なんと樹齢7200年という縄文杉が発見された…
2011/2/22
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深夜残業でクタクタ…。部屋に入った瞬間、くろべぇ布団に倒れ込み朝を迎える/ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話6 ⑥
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正体を知らずに王子がダンスに誘った女性は?/身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?⑤
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